幼稚園の日記(ブログ)

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2011年9月17日 土曜日

 今週は仲秋の名月でとても美しいお月さまを見ることができました。幼稚園のテラスには、お団子(子ども達が紙で作ったお団子と食べられるみたらしだんご)が飾られ、ススキやりんどうもいけられていました。子ども達はその団子を触ってみて「だんご!だんご!」と月見よりもっぱらだんごに興味が向けられていました。それに気づいた副園長が団子を子ども達のために作って給食にそえてくれました。子ども達は「美味しいね!」とニコニコで団子をほおばっていました。

 また、戸外に遊びに行くと、三輪車置き場の前の大きな銀杏の木から金色の丸いものが落ちていました。Rくんは、最初それを拾って「なんだろう?」と手に取り、眺めていましたが、食べてみようかな?と思ったのかそれを口の方へと持って行ったのです。しかしその瞬間、「くさっ!」とすぐに手から離して放りました。「Rくん、ぎんなんよ!」と言うと「ぎんなん!ぎんなん!」と言いながら走りまわりました。それからは、「拾ってカゴに入れよう」と言っても、よっぽどくさかったのでしょう。手に持とうとしませんでした。

    

 暑い夏から季節が移り秋になってきているこの頃。子ども達は正直で食欲も出始めてきています。どのくらい大きくなったかな?今週は身体測定をしました。個人差はあるものの、どの子も入所したころに比べると、断然大きくなってきているのが分かります。それだけでなく初めは、体重計・身長計に乗るのが怖く嫌がっていた子ども達も、今では「大きくなったかピッピするよ!」の声掛けに服を脱ぎ、自分が1番に乗るんだ!と急いで準備し始めます。時々じゅんばんこが待てず喧嘩になるほど楽しみな身体測定になっています。

      

 まだまだ残暑は続きますが、少しずつ涼しい時間帯も増えてきました。大好きだったプール遊びも先週末で終わりになりました。副園長が買ってくれた大きなプールで遊ぶのが子ども達は大好きでした。もちろん初めから、水遊びが大好きだった訳ではありません。水が怖く顔にかかると泣いていたSくんやプールの中に入らず、外から水に触れることしかできなかったRくん。プールに入るたびに大泣きしていたTくんなど様々な姿が見られました。そんな子ども達もプール遊びを楽しんでいる子の様子を見たり保育者が一緒にプールに入ったりするうちに少しずつ遊べるようになりました。回数を重ねるごとにぴよちゃん達の水遊びは激しくなり、水のかけ合いやワニさん泳ぎ、水底に沈んでいる魚拾いにボール集めなどたくさんの遊びを覚えました。そして、プールに入って遊ぶうちに「ワニさん見て!」 「いっぱい!いっぱい!」など思い思いの言葉が飛び交うようになりました。プール遊びは終わりましたが、今も部屋の片づけを呼び掛けると何人もの子ども達が「プール?」と聞きにやってきます。夏が終わって秋に季節に変わろうとしていますが、まだまだ子ども達はたくさん汗をかいて、シャワーで流す毎日です。さっぱりしたところで食事をほおばる子ども達の食欲はもう秋!次回の身体測定の結果が楽しみです。 

      

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