幼稚園の日記(ブログ)

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2011年9月16日 金曜日

 9月からひよこぐみは、18名・ぴよちゃんを含めて23名のひよこの仲間達がにぎやかに生活しています。

 朝早く登園してきたAちゃんが「先生!今日はおじいちゃんのはがき出しにいくんよね。」とにこにこ。とても楽しみにしているようでした。

 昨日の帰り、今日はがきの投函をすることを話しておいたことを覚えていたようでした。

 ひよこぐみの子どもたちは、私も驚く程、よくお話を聞いています。先日もお月見の話がありましたが、幼稚園で聞いた話を、おうちに帰ってからしっかりと伝えてくれているようです。嬉しいお話を保護者の方から教えてもらうことがとても楽しみです。

 さて、はがきの投函ですが、出かけようという時間に雨が降り始めてしまいました。私達教師の行いが悪かったのでしょうか。今日は、西郵便局へみんなで行く予定だったのですが、予定変更!はがきの投函にあたって年中、年少児はホールに集まって注意やこのお手紙を出す意味などの話をしました。

               

 朝のバスで「雨が降りそうやけんはがき出せんかもしれん」と心配していたAちゃんでしたが、話を聞いて、みんなが一緒にバスで行って雨に濡れないよう、先生が代表してポストに入れてくることがわかるとホッと嬉しそうな顔になりました。たんぽぽ組とすみれ組は、バスにのって味生のJAへ行きました。到着するとちょうど雨があがって、一人一人がはがきの投函をすることができました。年少児はポストの口が高すぎて届かない子が多く、教師が一人ひとり抱っこをして入れさせました。

                  

       

       

 自分が心を込めて書いたはがきがおじいちゃん、おばあちゃんに届くことにわくわくしながら、大事そうに投函して「ポトン」という音に耳を澄ます子ども達でした。帰りのバスでは「あそこにポストがあるよ」と道ながらにポストを見つけながら帰りました。

 ひよこ組の子ども達はみんなで出かけるということが嬉しくて、嬉しくて満面の笑みでバスに乗り込んでいきました。

       

 ポストを見つけるとまたまた大歓声!「じゃあみんなのはがきを入れるね」と言って、ポストに入れようとする私の姿をしっかりと見ていました。その後「おじいちゃんと、おばあちゃんにちゃんと届きますように」と手を合わせてお願いしているひよこ組さんの姿に心が温かくなりました。

 今日、お休みしていた子どもたちは、連休明けの火曜日にポストに入れに行く事にしました。一生懸命心を込めたはがきを自分の手で、ポストに入れてそれが相手の人に届くという経験をさせたいなという願いからです。敬老の日には届きませんが、そんな経験を大切にしたいと思いますのでご理解ください。

 大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにかわいい願いを込めたはがきが届きますように。

 今日、年長児は卒園記念の砥部焼きの絵皿の絵付けに行きました。行きのバスの中では、副園長がバスガイドになり、秋の遠足で行く砥部動物園や、冬にいく久万スキーランド、そして砥部焼きセンターの案内をしてくれました。副園長の「もうすぐ動物園です。動物園で降りる人??」の声に「は?い」と手を挙げたT君、J君。ホントに動物園に行けるんだと喜ぶかわいらしい姿も見れました。

 センターに到着すると、子ども達は店員さんはもちろん、お客さんにも元気よく挨拶して店内に入って行きました。

 足の高い机と大きなイスにお行儀良く座った子ども達はセンターの方の話をよく聞いて、2色の色を使い分けながら丁寧に絵を描くことができました。茶色で描いた絵が焼き上がると青に変わるんだという話を聞いて、子ども達はできあがりをとても楽しみにしています。

              

              

 帰りのバスの中でも副園長から砥部焼きの絵皿は石を削って粉にしたものを粘土にして作っていること、石には鉄の成分が入っているからサビて茶色になっていること、昔には恐竜がいたことなど、たくさんのお話をしてもらいました。

 作品展には子ども達の大傑作の絵皿が展示されます。それを聞いた子ども達はもちろん大張り切りでした。

?また今日は、みんなが楽しみにしている手作り給食の日でもありました。「豚丼、キャベツと人参のあえもの、トマトゼリー」でした。みんな美味しそうに食べていましたが、中でも豚丼は大人気!!どの学年フロアーもお鍋が空っぽになってしまいました。

               

 心もお腹も満腹になった一日でした。

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