幼稚園の日記(ブログ)

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2011年7月14日 木曜日

 昨日から始まったカラスとの知恵比べ!!昨日の帰りのバスで「お母さんとも話してみよう。」と言って降園していたKちゃんは、「パソコンで調べてきたよ。」とバスに乗ると一番に話してくれました。そして、話したことをお母さんがまとめてくれていて持ってきてくれました。まとめてきてくれた中に、『内容が合っているか分りませんが、どうなるかな?と考えることが大事かなと思い調べてみました。』とお母さんのメモがありました。私たちが目指している一つとして、幼稚園であったことを家に持ち帰って家族で考えてみる。そして、明日もしたいな!明日はどうしよう!と課題を持って幼稚園にやって来る…。この幼稚園と家庭との連続性なのです。そしてそれが子どもを2倍育てることになると思うのです。これからも家庭からお母さんたちも加わってくださって沢山の不思議を見つけていきたいと改めて思いました。カラスとの知恵比べは今日は話をして終わってしまったのですが、明日実行してみたいと思います。

 今日の片づけが終わった後、誰もいないはずの園庭に周りの様子を伺いながらやぐらのほうへ向かうひよこ組のS君の姿がありました。やぐらの上には、年少・プレ年少の憧れの太鼓が!!いつもは子どもたちが集まる時にしか出ていないのですが、今日は盆踊りの練習の為に出していたのです。キョロキョロしながらやぐらに片足乗せて、降ろして、次は両足乗って太鼓を見上げてまた降りて、3度目にしてばちを手に取り太鼓をトン!叩くと満面の笑顔を見せていました。太鼓を勝手に叩いてはいけないことを注意しながら、自分のしたいことの為にたくさん頭を使っているS君の姿をほほえましく、また嬉しく思いました。これからも子どもの気持ちを考えながら指導していけるようにしていきたいと思います。

         

 また、今日は年長3クラスが合歓の木と歩風里に分かれて訪問へ行きました。今回は各クラス紙芝居やクイズを作っていました。歌を紙芝居にしたり、自分たちが経験したお魚教室をクイズにしたりしていたのですが、同じ歌でも違う物語になっていました。また、お魚クイズでは、副園長が経験したことを語ることで反復できるんです。」と話してくれたのですが、教えてもらったことを絵にして発表することで自分のものになるいいチャンスになっていました。まだまだ声が小さく、改善する点があったのですが「これが発表会にもつながる。」と言うことも教えてもらい、全ての活動がつながっているということを深く実感し、これからの保育を考えていきたいと思いました。

         

 最後に今日、教師が大変な失敗をしてしまいました。夕涼み会に向けてまだ盆踊りに入りきれていない子どもがいるのを見て、昨日「暑くてアイスが食べたいね?頑張っているお友達に明日はアイスがあるかもね。」と副園長が子どもたちに声を掛けました。「暑い中、少しでも涼しくなって盆踊りを踊ってほしい。」という思いから、約束を守りアイスはなかったもののかき氷を用意してくださったのです。ところが教師の準備が遅くバタバタ食べるようになってしまいました。いつも副園長のアイディアで魔法を掛けてくだっさているのですが教師の大失敗でその力が半減していました。いつも子ども達が楽しめるように考えている副園長はテラスに氷屋さんを作り、11時間開店のポスターを貼っていました。それに応えられなかった教師たちは後悔してもしきれません。夏休みまであと2日。少しでも失敗を取り戻せるように精一杯考え、夕涼み会に期待を夏休みに入れようにしたいと思っています。

         

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