幼稚園の日記(ブログ)

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2011年6月23日 木曜日

昨日の気温、松山地方は31度を越え真夏の暑さでした。そして今日もうだるような暑さにもかかわらず登園してきた子ども達は、「よっしゃ!!今日は外で遊べる」と、言って部屋まで走っていきました。年長児は今日、来週月曜日田植えに行くので、園内で予習をしました。副園長が苗の持ち方・植え方・そしていつも給食で食べている玄米や白米の違いについて、分かりやすく説明をしてくれました。

苗の持ち方では、苗の上を持って土につっこんでしまうと苗が折れてしまうので、もみのついているところを3本の指で支えて植える事を指導してくれました。そして、白米と玄米の違いについては白米は胚芽というお米の芽が出る栄養一杯のところもとってしまって真っ白にしていること、栄養がほとんどなくて芽も出ないんだよ、玄米は黄色いもみというお洋服を脱ぐと、薄いお洋服を着ていてそのなかには胚芽があって栄養もたっぷりあって強いんだよ、そしてそこから芽が出るんだよなどと、違いについて教えてくれました。みんなの大好きな炒り玄米も玄米から出来ている事を教えてくれました。

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そして、副園長が出してきたのは一週間前から水につけていた玄米と白米でした。おもしろい物を持ってきてくれている事に気付いた子ども達は、興味深く中を覗き込むと..水を含ませた脱脂綿の上で玄米から芽が出ていました。子ども達は「うわっ!!芽がでとる」「かいわれ大根と一緒やあ」と、びっくりして言っていました。白米も水につけていましたが、芽も出ず臭っていました。玄米は生きていて呼吸をしているけど白米は生きていないことがわかりました。胚芽は大切な命の源なのです。
そしてクラスごとに田んぼから運んできたドロドロの土が入っている泥船や大型タライに植えていきました。きりん組のAちゃんは副園長の説明を覚えていて、根っこを持ち、土の中にしっかり植えることが出来ていて、周りで見ていた子ども達から拍手が起こりました。土の中から出てきた手は、手首まで泥がくっきりとついていました。「見てここまで手入れて植えた縲怐vと、子ども同士で手を見せ合いながら話していました。ぞう組は植えた後、泥船をみんなで「よいしょ!よいしょ!」と力を合わせて運ぼうとしましたが、全く動かなかったので、他のクラスの友達も呼んできてわっしょいわっしょいと何とか移動させる事ができました。

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海の家でプールの準備をしていると、外はとても暑いのに、海の家は涼しい風が通り抜けていきます。
そこで、プールが始まるまでここでも遊べると、シーソーを出しました。またまた子ども達は大喜び、夢中になって遊んでいました。プールの時間までの短い時間の楽しいひと時でした。

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