幼稚園の日記(ブログ)

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2011年5月21日 土曜日

 今週は、気温が高い日が多かったので、早めに戸外に出て、早めに室内に入るようにしていきました。戸外では、早コースで登園している幼稚園の子どもたちが遊んでいます。その中に入れてもらうのですが、ぴよぴよの子どもたちは実によくお兄ちゃん、お姉ちゃんのしていることを観察しています。1歳10か月のRくんは、年中児が砂場で、コップで作ったケーキをずらっと並べているのを、少し離れたところから見ていました。すると年中児は、スコップを取りに行き、周りの白っぽい砂をすくって、そーっとかけたのです。ケーキを壊さないように力を加減して、スコップの高さに気を付けているのです。そこに加わったRくんはそんな難しいことは分かっていないのに、自然に同じようにできていたのです。

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 1歳11か月のYくんは、じょうろを持って「こっち、こっち!」と言いながら、歩いていきました。着いたところは、トマトのプランターでした。きっと、水やりをしたいた年中児を見ていたのでしょう。水やりをする幼稚園の子どもたちは、じょうろがなければ、コップやおわんを代用します。それを見ていたYくんは、おわんに水を入れて運び始めました。ところが、歩いているうちにおわんの水がぐるぐる回って、どんどんこぼれていきます。プランターに着いたころには、ポトッ ポトッ・・・。もう1回チャレンジしても、また同じ結果になり、これではダメだと思ったYくんは、ヨーグルトカップに変えました。水を運ぶために、いろいろな道具があり、それに適したものは何なのか?自然に考えることができました。どちらも、幼稚園の中にできた保育所ならではの出来事でした。

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 戸外でよく遊んだ子どもたちは、室内で落ち着いた時間を過ごします。歌や手遊びが大好きで、保育士のオルガンと歌に合わせて、手拍子をしたり、ピョンピョンはねたりして、とってもニコニコ笑顔になります。今週は「犬のおまわりさん」「手をたたきましょう」をよく歌いました。牛乳パックで作ったいすに、声をかけるとさっと座り、集まることもできるようになってきました。『おててがでたよ』の絵本や『おべんとうなぁに』の紙芝居を喜んで見ていました。見ている子どもたちの表情がぐるぐると変化するので、しっかりと話が聞けて、いろんなことを感じていることが分かります。

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 また、保育所では、食事・排泄・午睡・着脱など生活面での保育があります。一人ひとりの個人差に配慮しながら、目標をもって進めております。一日の流れをしっかりと考えながら、ぴよぴよでの1日が「楽しかった!」と言えるよう、私たちは努力していこうと思います。

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コメント (「お兄ちゃん、お姉ちゃん なにしてるの?」    ぴよぴよ 佐々木恵 はコメントを受け付けていません)