幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2011年5月12日 木曜日

 今日も朝から雨。さくら組では、お部屋の中で出来る活動ということでたくさんの粘土を用意しました。すると、目ざとく見つけてやってきたHちゃんを中心に粘土遊びが始りました。「先生はお皿を作って下さーい。」とHちゃん。「大きいお皿をお願いしまーす。」とSちゃん。その上に作ったお豆腐をのせ、「はい!お豆腐できましたよ!」と友だちや教師に見せました。男の子も黙々とワニを作ったり恐竜を作ったりして楽しんでいました。

imgp0227.JPG imgp0228.JPG imgp0229.JPG

 そこへ、年長きりん組の子どもたちがそーっとお部屋に入ってきました。何だろう!?とさくら組の子どもたちは手を止めて、お兄さんお姉さんに注目しました。手にはかいわれ大根を植えた牛乳パックを持っています。「かいわれが大きくなったんだよ。」と言って一人ひとりに見せて回り始めました。「うわぁー」と目を丸くしてかいわれをのぞきこむ年少児たち。そしてお姉さんが「大きくなったから、『おはよう』ってビニールを外して、ふたをすかしてあげてね。」と教えてくれました。どうやら、きりん組とらいおん組は副園長にいちごとかいわれの深い話をしてもらったようで、それを皆に伝えたくてやってきたのでした。

imgp0238.JPG imgp0236.JPG

 その話の内容は、、、

 きりん組のS君がいちごの観察をしていたところ、いちごのプランターが12個あることに気が付きました。そして、年長4クラス、年中5クラス、年少5クラス、ひよこ組、ぴよぴよと全クラスを足すと16クラス。そこで4個プランターが足りないことに気が付いたS君は副園長にこのことを伝えました。「一つのお家(プランター)にいちごが10個。もう一つのお家にいちごが3個。その隣のおうちには5個。おうちに出来ているいちごはそれぞれ違うから一つのお家を1クラスがとるのは出来ないね。。。全部のいちごを集めてみんなで分けたらどうかな?」と教えてもらったS君は「分かった!」と言って皆に伝えていきました。 いちごの話をしてくれていた副園長の手には先日植えたカイワレ大根の牛乳パックがありました。いちごの話のあと、副園長が話してくれたのがカイワレ大根の「おはよう、あさですよ。」という話でした。そして副園長は年長児にこの話を小さい組の友達にもしてあげるよう伝えたのだそうです。年長児の説明がとっても分かりやすく、教師たちもそこにいなかったことが残念に思えました。

cimg2706.JPG cimg2728.JPG

 そこで、その話をみんなにも聞いてほしいと、早速年中児と年少児をホールに集めて副園長に話をして頂きました。

 「みんなはお外とお部屋どっちが好き!?」と聞かれ「おそと!」と元気いっぱいに答える子どもたち。「朝と夜は?!」と聞かれ「朝!」と子どもたち。6日から黒のビニールをかけていたかいわれ大根はずっと暗い中にいました。副園長が「おはよう。」と言い黒いビニールをあけると、かいわれは牛乳パックの高さまで育って黄色い葉っぱが横のすきまから顔を出していました。かいわれの葉は黒い覆いを取ってあげると葉っぱが緑になって、ハートの形になると教えてくれました。その他に、いちごの葉は三葉の形、りりこ(ケチャップになるとまとの名前です)の葉は人の手のような形をしているねと言う話も聞きました。

りりこと言えば・・・去年カラスに食べられ、どうしたらりりこを守れるかと自分達で考え、新聞紙で包んだり、ネットをかけたりしたことを子どもたちも思い出した様子でした。実はそのりりこの苗が昨日カゴメから96本も贈られてきていたのでした。雨で今日は植えることができなかったので明日は子どもたちと今日の話を思い出しながら植える予定です。

cimg2742.JPG imgp0264.JPG

 今日は今年初めてのミキスタディー交流がありました。りす組の子どもたちは踊ったり歌ったり、英語に触れたり、楽しい時間を過ごしました。最後にミキスタディのお友だちにりりこの苗をプレゼントしました。大事に育ててくれるそうです。

 給食後、今日とれたいちごを小さく切って、みんなで食べました。小さい小さいいちごでしたが、その一口がとっても酸っぱくおいしいのです。

cimg2753.JPG cimg2755.JPG

トラックバック
コメント (「みんなで分けるいちごって美味しい」    さくら組 竹田佳那子 はコメントを受け付けていません)