幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2011年5月24日 火曜日

 今日の天気は曇り空。こんな雨上がりの日にしかできないことがあります♪それは、子ども達がだいすきな泥遊びです!らいおん組の子ども達は裸足になって、気持ちいい縲怩チと言って、水たまりになっている所と土が泥々になっている所を行ったり来たりしてその感触を楽しんでいました。しばらくすると、遊びがダイナミックになり、ケーキや大きなまんじゅうを作って思い切り遊んでいました。

      14.JPG     raion.JPG 

 また、あまり泥遊びをしたことがない年少さんは、いつもよりやわらかい地面だったので教師の後を恐るおそる忍び足でついて行き、そっと手を泥につけていました。泥が苦手なMちゃんも指先をそーと土につけて見て次に手を泥の中に差し入れていたのでカメラをむけると、苦笑いをしながらもピースをしてくれました。

      tan.JPG    pa.JPG

 一方では、ひまわり組の二人が泥でお料理を作っていました。その様子を見ていると、水を汲みにに行く人、Mちゃん、鍋に入れた泥を混ぜるTちゃんと役割がきちんとできていました。そんなときTちゃんが、手についた泥をとってほしいと私の所に来たのですが、それを見たMちゃんが何も言わずに鍋をさしのべると、納得したかの様にその泥を鍋にいれていました。ちょっとしたことですが、微笑ましく感じる姿でした。

               tatuya.JPG

 明後日らいおん組は、歩風里のおじいちゃんおばあちゃん達に会いに行きます。そこで、子ども達と話し合い、野菜スタンプで作った作品を発表することになりました。張り切った子ども達は何の形にしようか考えながらスタンプをしていました。動物や乗り物等、楽しい作品が出来たので発表がとても楽しみです。副園長にもアドバイスをしてもらったので、充実した交流会となるように備えたいと思います。

               sutanp.JPG

 また、今日はピーター先生の英語がありました。五回目となる英語も子ども達はとても楽しみで、ゲーム形式で身体の部分の名前をいったり好きなアイスクリームをくださいというやりとりをしたりして遊びました。

  atama.JPG   eigo.JPG   aisu.JPG
 今日の手作り給食です。りす組のNちゃんは苦手なピーマンが入っていたのですが、これは食べれるんよと言って、完食したそうです。手作り給食の度に、苦手な野菜が食べられなかった子が食べられるようになったり、食が細かった子がお代わりしてお母さんを驚かせたり、そんな子どもの姿をみるのがとても嬉しい教師達です。

            kyuusyoku.JPG

トラックバック
コメント (「泥遊びたのしかったよ★」 らいおん組 村田 麻美 はコメントを受け付けていません)

2011年5月23日 月曜日

 今日は朝から子ども達も「寒い縲怐vと言いながら登園してくると自分達でスモックを着る子もいて肌寒い一日になりました。年少児も自分で判断してスモックを着る姿もみられ、随分成長した姿が見られるようになりました。雨が降り続き園庭は水たまりでいっぱいです。テントから流れ落ちる雨水を見て「いっぱい降りよるね。」「シャワーみたい。」とちょっぴり楽しげなI君。大人にとって憂鬱な雨でも子ども達にとっては楽しいものです。お部屋でも粘土遊び、つみ木遊びを中心に友達同士で会話をしながら楽しんでいて、遊びをみても子ども達の成長を感じる事ができました。

23f.JPG   23h.JPG  

 23i.JPG   23g.JPG

粘土で遊んでいたRちゃんは粘土を転がして細くするとつなぎ合わせる部分に少し丸めた粘土をくっつけて外れないようにしっかりとつなぎ合わせていました。形が変わる毎に自分のイメージを友達に伝えながら「ヘビができたよ!」「アイスクリーム!」と言って楽しんでいました。つみ木を重ねていたY君は高く高く積み上げて嬉しそうでした。よく見ると縦と横で方向を変えながら慎重に積んでいます。周りに友達が近づいてくると、手で囲んで倒れないように守っていました。

 そんな中テラスで遊んでいたSちゃんとIちゃんはカップいっぱいにだんご虫を入れて帰ってきました。土も湿っぽくなっていてだんご虫にとって絶好の環境になっていたようです。

 23o.JPG

 毎日図鑑を見ながらだんご虫を探して、先週の金曜日にはだんご虫になってあそんでいる子もいました。そこで、去年の年少児が運動会で踊った「どんぐり団とだんご虫」を踊ってみる事にしました。さくら組とひまわり組の子ども達は曲を聞いた途端にだんご虫の動きを真似し始め、教師が踊り始めるとすぐに立ち上がってホール全体を歩き回っていました。仰向けになって手足をバタバタさせている様子はだんご虫にそっくりで子ども達もだんご虫の曲が大好きになりました。

23k.JPG     23l.JPG

 ただ踊るだけではなく、実際に目で見て触ったものを取り入れる事で子ども達にとってイメージが湧き、自然と身体が動いたようでした。実体験と結びつける事が保育の中でこんなにも大切になってくるんだなと改めて実感しました。このようにしてたくさん動いた子ども達は、「お腹が減った!!」といい匂いにつられて階段を降りてきました。今日のメニューは子ども達の大好きなスパゲッティーです。自分達で大事にテーブルまで運んで食べ始めると、副園長の手作り給食で朝からソワソワしていた子ども達は、「今日はおかわりがたくさんありますよー。」という放送で何度もおかわりに行き「お腹がいっぱいになったよ」と完食したお皿を見せにきてくれました。嬉しそうな子ども達の顔を見ると、私たちも幸せになりました。

 23n.JPG

 きりん組はケアフル竹原を訪問しました。園を出るときに副園長に教えてもらったニコニコ笑顔の挨拶をバスの中で練習しながら、ケアフル竹原に着いた子ども達は大きな声で挨拶をするとおじいちゃのばあちゃん達も笑顔で返してくださいました。手話教室で習った手話を披露したり、ようちえんの好きな遊びを絵に描いて紹介したりしました。また、親子運動会で年少児が行った「とっきゅうでんしゃにのって」をした時は、東京、大阪、博多のそれぞれの名物をケアフルの方にクイズで出したり、踊りの中でたくさん触れ合ったりして楽しい時間を過ごしました。

23a1.JPG  23e1.JPG  23c1.JPG  23d1.JPG  23b1.JPG 

これからも何をしに行くのかを子ども達と考えて、意味のある交流になるようにしていきたいと思います。

トラックバック
コメント (雨の日のだんごむしみーつけた!! ひまわり組 細川 渚 はコメントを受け付けていません)

2011年5月21日 土曜日

 今週は、気温が高い日が多かったので、早めに戸外に出て、早めに室内に入るようにしていきました。戸外では、早コースで登園している幼稚園の子どもたちが遊んでいます。その中に入れてもらうのですが、ぴよぴよの子どもたちは実によくお兄ちゃん、お姉ちゃんのしていることを観察しています。1歳10か月のRくんは、年中児が砂場で、コップで作ったケーキをずらっと並べているのを、少し離れたところから見ていました。すると年中児は、スコップを取りに行き、周りの白っぽい砂をすくって、そーっとかけたのです。ケーキを壊さないように力を加減して、スコップの高さに気を付けているのです。そこに加わったRくんはそんな難しいことは分かっていないのに、自然に同じようにできていたのです。

1.jpg 2.jpg

 1歳11か月のYくんは、じょうろを持って「こっち、こっち!」と言いながら、歩いていきました。着いたところは、トマトのプランターでした。きっと、水やりをしたいた年中児を見ていたのでしょう。水やりをする幼稚園の子どもたちは、じょうろがなければ、コップやおわんを代用します。それを見ていたYくんは、おわんに水を入れて運び始めました。ところが、歩いているうちにおわんの水がぐるぐる回って、どんどんこぼれていきます。プランターに着いたころには、ポトッ ポトッ・・・。もう1回チャレンジしても、また同じ結果になり、これではダメだと思ったYくんは、ヨーグルトカップに変えました。水を運ぶために、いろいろな道具があり、それに適したものは何なのか?自然に考えることができました。どちらも、幼稚園の中にできた保育所ならではの出来事でした。

3.jpg 4.jpg 5.jpg

 戸外でよく遊んだ子どもたちは、室内で落ち着いた時間を過ごします。歌や手遊びが大好きで、保育士のオルガンと歌に合わせて、手拍子をしたり、ピョンピョンはねたりして、とってもニコニコ笑顔になります。今週は「犬のおまわりさん」「手をたたきましょう」をよく歌いました。牛乳パックで作ったいすに、声をかけるとさっと座り、集まることもできるようになってきました。『おててがでたよ』の絵本や『おべんとうなぁに』の紙芝居を喜んで見ていました。見ている子どもたちの表情がぐるぐると変化するので、しっかりと話が聞けて、いろんなことを感じていることが分かります。

6.jpg 7.jpg

 また、保育所では、食事・排泄・午睡・着脱など生活面での保育があります。一人ひとりの個人差に配慮しながら、目標をもって進めております。一日の流れをしっかりと考えながら、ぴよぴよでの1日が「楽しかった!」と言えるよう、私たちは努力していこうと思います。

8.jpg 9.jpg

トラックバック
コメント (「お兄ちゃん、お姉ちゃん なにしてるの?」    ぴよぴよ 佐々木恵 はコメントを受け付けていません)

2011年5月20日 金曜日

 先日、東北で地震が起きましたが、私達も人ごとではありません。いつ南海地震が起こるか分かりません。いつ地震が起きても落ち着いて行動できるよう教師も子ども達も訓練をして備えておく必要があるという事で、今年から月に一度、避難訓練をする事にしました。今日は第一回目です。放送がかかると全園児が副園長の話を集中して聞いていました。

・地震が起きたら頭を守る為に机の下に隠れること(揺れて机が動かないように机の脚もしっかり持っておく)

・トイレに入っている時は慌てず戸を開けて教師がくるのを待つ事(トイレは柱が多いのでつぶれない)

・放送をよく聞いて慌てず教師のところに集まる事

など、話をよく聞いてすぐに、机の下に入り、机を少し揺らすと子ども達はきちんと机の脚を持って、自分自身の身を守る事ができていました。

     cimg3402.jpg    cimg3403.jpg 

その後、落ち着いて履物を履き、帽子をかぶって園庭の真ん中に全園児で丸になって固まって集まりました。今回避難訓練をしてみて子ども達から「テレビで見た」とか「お家が揺れるのを見た」「車が津波で流されてた」などの声が口々に聞かれました。テレビなどの映像や情報から子ども達も今まで以上に身近な事と感じているようです。これから教師も子どもも、いざ地震が起きてしまった時に身を守る方法を身につけていきたいと思います。

   cimg3408.jpg   cimg3409.jpg   cimg3411.jpg

 昨日、始めて手話を習った年長児が、さっそく週に一度登園してくる、補聴器をつけたKちゃんの傍に寄って行って手話で話しかけていました。Kちゃんは嬉しそうにすぐに手話で返していました。その光景はとてもほほ笑ましく、私も加わって手話で話しかけてみました。すると、Kちゃんは「嬉しい」「ありがとう」「トイレ」など次々と私の知らない手話まで教えてくれました。又、昨日、年長児が習った「森のくまさん」を手話をしながら歌うと、うなずきながらニコニコと楽しそうに聞いていました。来週、Kちゃんに、他の手話も覚えて、お話がしたい!と思います。

今日は手作り給食でした。朝登園してきた子ども達は「何ができるのかな。」と嬉しそうに玉ねぎの皮をむいていました。

     cimg3388.jpg     cimg3392.jpg

そして調理室からだんだんいい匂いがしてきてとても楽しみにしていました。「豚丼」「マカロニサラダ」「ふかし芋」を子ども達は今日も「おいしい!おいしい!」と言って顔を見合わせながら楽しく頂きました。そして、前回に引き続き、年中、年長児も空になった大なべを嬉しそうに副園長に見せて感謝の気持ちを伝えていました。

     cimg3418.jpg     cimg3419.jpg

 

トラックバック
コメント (「避難訓練」    ひつじ組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2011年5月19日 木曜日

 今日も、先週植えたトマトの苗(リリコ)にせっせと水やりをする年長児達。「おはよう」「早く大きくなってね」等、優しく声を掛けながら水やりをしていました。

          13.JPG   21.JPG

又、きりん組の子ども達は毎朝バスから降りると一番に、テラスのいちごの様子を観察しています。「あれ、今日はナイロンがかかっているよ」とAちゃん。そうです、昨日教師が土の上にナイロン袋をかけて、土を覆ったのでした。「何でだろう?」「どうしてナイロンするのかな?」と不思議そうな子供達。するとCちゃんが「あ、このいちご、虫に食べられてないよ」「あ、こっちのいちごもきれいだよ」「古森先生に知らせようよ」とAちゃん達は事務所へ走って行きました。こども達の報告を聞いた副園長は「うわ?すごいね、ナイロンをしたことで虫さんも寄ってこれないし、土のばい菌からも守られているんだね。今度さつま芋を植えに行くんだけど、その時にもナイロン袋をかぶせるんだよ。陽が高くなっていちごの下の土を触ってごらん、何か気がつくよ」と話してくれました。早速子ども達はナイロン袋をはがして土に触れると「少しあたたかい」「じゃあ、お昼頃の土も触ってみようよ。」と、実験スタートです。私達教師は毎日いろいろな事に気付き、発見する子ども達に、驚きの連続です。

  51.JPG   31.JPG   41.JPG

 年長組は、今日、初めての手話教室の日でした。今年度副園長のお友達である山中先生にお願いして、月1回のペースで手話を習っていくことになったのです。「みんな手話って知ってる?」と聞かれると「テレビで見たことある」と答える子が沢山いました。まず「手話は、お耳が聞こえない人、音が聞こえない人に、目で見てわかるようにお話をするんだよ」と教えて下さいました。今日は、挨拶、クラス名、森のくまさんの歌(1番)を習いました。1つ1つの言葉には意味があり、物の形や動きをわかりやすく手で表現することの楽しさを味わうことができました。

 *おはようは、朝起きて枕をはずしておじぎ(あいさつ)するしぐさを表します。こんにちはは、顔を時計に見立て、長い針と短い針を指で作っておでこに当てて12時(お昼)を表します。こんばんはは、顔の前を両手で隠して暗くなっていく様子を表現、しあいさつをします。

 *きりん組は、首が長いこと、らいおん組はたてがみ、ぞう組は長い鼻、くま組は胸で月の形を作ります(月の輪熊の意味)。このように、その動物の特徴をつかんだ手話に、子ども達は興味を持って真剣に覚えようとする姿が見られました。

 *最後に教えてもらった森のくまさんは1番のみでしたが、リズムに合わせて楽しく覚えていきました。来月は2番です。山中先生はみんなの名前も教えてあげたいと言ってくださっていたそうです。今日は「古森先生」という手話を教えてもらいました。

           61.JPG   71.JPG

           81.JPG   91.JPG

 毎週金曜日に一時預かりで、ひまわり組に通級しているK君は、耳に補聴器をつけています。K君ともいろいろな会話ができるようになるといいなと思っています。そして、たくさんの手話を覚え、人とのかかわりに役立てていけることを願っています。

トラックバック
コメント (「初めての手話教室」    きりん組   原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2011年5月18日 水曜日

 昨日、事務所の花壇で事件が起きました。その事件とは花壇の中に足跡がつき、チューリップの茎が倒れていたのです。周りにいた子ども達に聞くと、どうやら年中児が花壇の中に入って遊んでいたようでした。そして、花壇で遊んでいた子ども達に、「どうして、花壇の中に入っていたの?」と聞くと、「ダンゴムシをたくさん捕りたかったけん。」ということでした。ダンゴムシを捕まえたい気持ちも分かりますが、花を倒したり、花壇の土を踏み固めたりすることは花壇の植物にはよくないことを話してみると、「チューリップがかわいそう。」「もう、ぐじゃぐじゃにせん。」と言って、踏み固めてしまった花壇の土を直していました。そして今朝、花壇の所に昨日花壇に入っていたりす組のKくんがいるではありませんか。何をしているのか見に行くと、今日は花壇の中に入らず、周りのブロックを上手くつたって歩いてダンゴムシを捕っているのです。Kくんは、昨日のことを覚えていて、約束を守って、植物を傷つけないようにダンゴムシを探していたのです。「先生!この間にダンゴムシがいっぱいおった!」と目を真ん丸くして、新たに発見した団子虫の住みかを嬉しそうに教えてくれたのでした。

                  imgp0705.JPG

 最近、りす組で流行っている遊びは、月刊絵本の付録の図鑑を持って園庭を探検することです。今日も女の子達が集まって、「春の花」のページを開けて花の話しをしていました。「チューリップの花はもうないよ。」「桜も散ったけん、ないよ。」と、思い思いに話をしていました。そこで、私は子ども達に「春の花がなくなったんだったら、次は何の季節の花が咲くんかな?」と問いかけてみました。すると、少し考えたMちゃんが「春、夏、秋、冬だから、夏の花!」と答えました。年中児にもなると、季節の移り変わりの順番をしっかりと理解していることに感心させられます。そして、「じゃあ、夏の花を探そう!」というHちゃんの呼び掛けに、みんなで夏の花探しをすることになりました。しかし、図鑑に載っているヒマワリや朝顔の花はみつかりません。その時、Aちゃんが「パンジーがあったよ!」と園庭のプランターに咲いているパンジーをみつけました。実は、パンジーは「春の花」のページに載っていた花の一つでした。そこで、みんなで考えてみることにしました。「桜やチューリップはないけれど、パンジーの花は咲いとるね。でも、ヒマワリや朝顔の夏の花はないよね。なんでかな?」みんなで考えていると、「春と夏の間やけんよ!」とAちゃんが答えました。Aちゃんは、春の花がなく、夏の花もないなら、春と夏の間なんだということを考えついたのです。春の花でも命のながいパンジーは夏が来るまで咲いているのです。三葉幼稚園には、花や木々、野菜など季節の移り変わりを感じさせてくれる自然物が多くあります。異常気象によって、四季を感じることが難しくなった現代ですが、子ども達の興味や気付きに教師が耳を傾け、植物の生長や変化から季節の移り変わりに気付かせていくことの大切さを感じさせられました。

       imgp0712.JPG      imgp0715.JPG

 昨日と今日は、未就園児保育がありました。バスでお迎えに行くと保護者の方から「幼稚園に行くのを楽しみにしていたんです。」という言葉を掛けて頂き、とても嬉しく思いました。約3週間ぶりの未就園児保育ということで、園内の遊びも変わり、未就園児の子ども達も興味を持って遊びのコーナーにかかわっていました。在園児の兄弟がいる子は、お兄ちゃんお姉ちゃんに遊び方を教えてもらいながら、保護者の方と一緒に野菜スタンプや叩き染めを楽しんでいました。

       imgp0711.JPG      imgp0710.JPG

 また、昨日に引き続き今日は青コースの子ども達が屋外遊ぎ場に遊びにいきました。年少児にとっては、入園してから初めての屋外遊ぎ場です。大型遊具の滑り台や築山、ちびっこハウスの自動の天窓など真新しい物ばかりで楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。子ども達の楽しそうな笑顔をたくさん見た教師たちは、園内だけでなく屋外遊ぎ場など、違った環境でも大いに遊ばせたい大切と改めて感じたのでした。

  cimg3269.JPG  cimg3274.JPG  cimg3294.JPG

トラックバック
コメント (「りす組探検隊!」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2011年5月17日 火曜日

  「トントントン・・」心地よい音が、朝早くから 青空に響き渡っていました。     

  昨日環境作りについて、反省をして話し合い、今日は コーナーを作る位置や素材など教師達で考え作り直してみたのです。

昨日は園庭の奥で行っていたたたき初めのコーナーを門のところに出したことで活気が出てきたのです。この「トントントン」の音を聞くとなぜか心が ワクワク 早く遊びたくなるから不思議です。  

       imgp0622.JPG       imgp0626.JPG

  このたたき染めに加えて野菜スタンプのコーナーでは、色とりどりたくさんの野菜が並んでいました。「ピーマン・大根・にんじん・白菜・ブロッコリー・オクラ・トウモロコシ」  ひまわり組のAちゃんは、人参を見つけると、「人参、昨日食べたスープに入っとったよね」と言いながら にこにこスタンプを始めました。ひよこ組のY君は、白いキッチンペーパーに一つずつ野菜を押していくと・・・三角・丸・お花・・・と どんどん模様ができあがっていくのを「すごーい」と言って、白いスペースを探して押していました。野菜を押して行くうちにポンと押すだけでなく 転がしてみると、おもしろい形ができることにも気づいて喜んでいました。遊びながら次々とおもしろいことを発見していく子どもたちのすごさにいつも驚き、感心させられます。

       imgp0599.JPG       imgp0600.JPG

 野菜スタンプの模様ができあがると、年長さんが包装紙で台紙をつけ始めました。その様子を見に来た年少さん達も自分達でのりを使って、台紙をつけると、窓に飾ってもらって大喜びでした。 

                  imgp0602.JPG 

 たくさん遊んだ後、「リトミックする人あつまれー」の声に園庭で遊んでいた殆どの子どもたちが集まって来ました。あこがれの年長さんがしていたリトミック。自分達も参加できると聞いて あちこちから来るとあっという間に リトミックの隊形に並んでいました。その整列の素早さ、そして又線に沿って きれいに並んでいるのです。山田先生の声に合わせて「まん丸ちゃん。おとうさん・二分ちゃん・」とどの幼児も迷わずするのです。交差移動の場面でもひよこ組みの3人も負けずと歩きましたがなにぶん歩幅が違うので遅れてしまいます。しかしそんなことは構わず、堂々とした歩きっぷりは見事でした。 

  imgp0653.JPG   imgp0655.JPG   imgp0644.JPG

 ふと見ると、その後ろで、ぴよぴよちゃん達も集まって、「まん丸ちゃん・とんぴっぴ・」と真似をしているのです。しっかりリトミックに参加しています。そのかわいいこと。   思わず見とれてしまいました。ここでも子どもたちの育ち合う場を見つけることができました。  

                   imgp0647.JPG                     

 また、赤コースのこども達は、屋外遊戯場に出かけました。年少さんは、年長さんと手をつないで初めてのお散歩です。今日初めて履いたミサトッ子ぞうりで、なかなかうまく歩けなかった年少さんもいましたが、そこはさすがに年長さん。年少さんの様子を気遣いながら歩いていく様子は、とても心温まるものでした。

       cimg3236.JPG       cimg3235.JPG

       cimg3244.JPG       cimg3248.JPG

 さて、いっぱい身体を動かして遊んだ後は、楽しみの昼食です。今日の給食は「カレーライス」ということで、特別にランチスペースを設けました。かつお節とこんぶのだしで、粉からすべて手作りのルーという副園長特製のカレーライスをちょっとしたランチパーティーのように楽しく温かい雰囲気の中で美味しく頂きました。お腹一杯に食べて ひよこ組に戻ってきたA君は、カバンの中にスプーンを片付けながら「おいしかった!」と言ってました。その言葉を聞いて、私まで胸一杯温かいものを入れてもらったような気持ちになったのです。

  imgp0679.JPG   imgp0680.JPG   imgp0699.JPG

 そのひよこ組さんたちも5月に入って9名になりました。「あーなたのお名前はー」の歌に合わせて お花のマイクが回ってくると しっかり自分の名前を言う事ができるようになりました。友達が、そばにいる心地よさ、温かさを感じながら過ごす様になってきたひよこぐみさんです。

        imgp0692.JPG       imgp0694.JPG

 今日は、あちこちで心地よい音、声、心が響きわたる温かい一日となりました。明日も楽しみです。

トラックバック
コメント (心に響く音・声・笑顔       ひよこ組   吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)