幼稚園の日記(ブログ)

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2010年9月27日 月曜日

 今日は私は朝からわくわくな気持ちが半分、ドキドキな気持ちが半分で幼稚園に来ました。なぜかというと、金曜日に子ども達と今日来て下さったサロン山代の方にお礼として見ていただく出し物の練習をした時のことです。その時に子ども達は副園長に交流について話をしてもらいました。「今回はおじいちゃん、おばあちゃんが三葉幼稚園に来て下さっていろいろな楽しい遊びを教えてくれるんだよ。お年寄りは知恵をたくさんもっているからいろんなことを教えてもらえるよ。だから、月曜日はわくわくで来てね。野球拳も自分達で出来るよね?先生がいたら邪魔だよね。先生はいらないね」との言葉に子ども達も「うん。先生邪魔だよ♪」、「自分達で出来るよ!」と自信満々に答えたのでした。たのもしい反応に内心「大丈夫かな?」と思いながら、今日を迎えたのです。

 サロン山代とは山代という幼稚園の近くの地域の老人会の名称です。サロン山代の方はとてもお元気で子ども達一人ひとりに優しく関わってくださいました。飛行機と紙トンボの作り方を教わって何とか完成することが出来ましたが、なかなか上手く飛ばせない子ども達におばあちゃん達はコツを教えてくださり、上手に飛ぶとたくさん褒めて喜んでいただきました。お陰ですごく楽しく交流をすることができました。

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 今度は子ども達からのお礼の出し物をするということで戸外に出ました。運動会の雰囲気を味わってもらおうとテントの下に老人会の方々の席を設けて最初はとんがり体操です。曲がかかって踊り始めるとダァーーー!!っとたんぽぽ組の部屋から子ども達が飛び出してきて年長児の前で一緒になって踊り始めました。それをみて他の年少クラスの子ども達も飛び出してきて踊りに加わりました。年少さんのかわいい姿におばあちゃんもおじいちゃんも増々大喜びで沢山拍手をしてくださいました。そして、金曜日に自信満々だった子ども達の野球拳。「本当に踊ってなくていいのかな?」と端っこのほうで見守っているとポーズが決まるたびに拍手喝さいで盛り上げてくださってなんとか踊りきることができました。リレーもしっかり応援してくださり、子ども達もとても真剣でした。そして、最後のお礼の場面では、おじいちゃんやおばあちゃん達の次の世代を引き継いでいく子ども達にお辞儀の仕方をしっかり見ていただきました。もうちょっとかっこいいところを見せられなかったことが残念ですが、年少児達の飛び入りも加わって楽しいひと時で過ごせてホッとした教師達でした。運動会にはしっかりと完成した踊りとスピード感あふれるリレーをきっと楽しんで頂けるものと思います。

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 又、今回は幼稚園にお年寄りが来て下さったことでおもてなしをすることの大切さやバリアフリーということについて考える機会をいただけました。相手のことを考えて思いやりの気持ちをもって接すること。自分にとっては何気ない段差や物でも相手にとっては危険なものになってしまう。それは子ども達に対しても子どもの目線になって生活をしていかなくてはいけないことに繋がると思いました。これからの保育の中で今日の経験、反省をいかしていきたいです。

 追伸。おばあちゃん達からのおみやげは手作りのお手玉。みんなで大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

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