幼稚園の日記(ブログ)

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2010年5月21日 金曜日

バスから帰ってきて、一番に目についたのは、泥だんごの行列です。園庭の水たまりの出来たところで、さくら組の子どもたちが、顔も服も泥だらけになりながら泥あそびをしていました。それに気がついた教師が、「触っていい?」と聞くと泥に足をいれながら「気持ちいいねー!」「泥だんご僕が作ったんよ。」と、とても楽しそうでした。その時、「先生泥あそびしよう!」とくま組のYちゃんが誘って来てくれました。Yちゃんは泥あそびが大好きで、遊びはとてもダイナミックです。「川を作って、山を作ろう!R君と先生は掘って。Yちゃんと私は水をくんでくるけん。」とてきぱきと指示をしながら進めていきます。年長組になると、役割分担をしていくことの必要性を遊びの中で学んでいるのだなあととても感心しました。

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また、年長組は今日、アサガオの種をまきました。鉢に”くま”と新しくなったクラスの名前を先生に書いてもらい、駐車場の畑に向かいます。「小学校に行くときも飛び出すと危ないよ。」という教師の言葉に道路の端にすばやく寄る子どもたちは、交通ルールも学んでいました。畑には、ニラや春菊、プロッコリーが育っていました。ニラは今日の給食のために収穫したので、3cm程で切られていました。「このニラはね・・・今日の給食に出るんよ!」と言うと、子どもたちはとてもうれしそうな表情になりました。「植木鉢にたくさん土を入れて、トントンしてね。」というと、子どもたちは次々とシャベルで土をすくって入れていきました。

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園に帰り、「人差し指出して。一番上の指の線があるよね?見てみて。」という教師の言葉に子ども達は、自分の指を見て線を確認していました。

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「二つ穴をあけて、おへやをつくってね。」と言うと、慎重に穴をあけました。次は、種選びです。「紅・輝・暁っていう種だけど、難しい名前だね。先生も何色のアサガオになるか分からんのよね。」「何色になるかな?!」期待を持たせて、アサガオの種うえは終わりました。

そして今日は、みんなの大好きな手作り給食!!台所からは朝からとても良いにおいがしていました。お母さん達に配膳をしてもらうと、年少児も「ありがとう」とお礼を言って上手に運んでいました。くま組でも「さっきのニラおいしいね。」「おかわり!」ととてもよく食べていました。年少組では「Mちゃんに食べられた。」と目を離したスキに友達に食べられてベソをかく子もいました。今日の給食のメニューはごぼうと豆腐の味噌汁・グリーンピースごはん・肉じゃが・にらの天ぷら・さつま芋ステイック・そらまめの塩ゆで・ゼリー・いりこのつくだ煮でした。ちなみにそら豆・にら・グリンピース・にんじん・さつまいもは園の農園で収穫した新鮮な野菜です。昨日そら豆やえんどう豆の皮むきをしたり玉ねぎの皮むきをしたりして準備をした子どもたちはとてもうれしそうに頂いていました。

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幼稚園の教師になって始めての私は、くま組になって約2ヶ月が経ちました。分からないことばかりで、子どもたちから教えてもらうこともたくさんありますが、たくさん遊んで、子どもたちと色々なことを経験し、学んでいきたいと思います。

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