幼稚園の日記(ブログ)

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2010年4月19日 月曜日

 園庭の桜の花びらも大方散り、木々の芽が太陽の光をいっぱいに浴びて、鮮やかな緑が新鮮で、子どもたちの顔もひときわ輝いて見えます。今日は、園庭に大きなこいのぼりを出しました、、大きな口を開けて、さわやかな空気を胸いっぱいに吸い込んでいるこいのぼりを見て、門をくぐって登園してきた子どもたちも、こいのぼりのように口を開けて、思わず立ち止まって見入っていました。

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 久しぶりの春らしい暖かさに、戸外にはたくさんの子どもたちが出て、ジャングルジムやドームに登ったり、ボール遊びをしたり、砂場で大きな山を作ったりして、自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいました。今年度新しく入園してきたりす組のAちゃんは、送って来たお父さんと離れるのが寂しくて、泣いてしまいましたが、包丁ままごとのコーナーへ行って、にんじんを手に取って包丁で切り始めました。トン、トンと切っていくうちに、いつしか夢中になり、涙も止まっていました。副園長が、キャベツをお皿に見立てて「こんなお皿もあるよ。」と出すと、嬉しそうにそのお皿に自分の切ったにんじんを1個1個盛り付けていきました。そのお料理は、お母さんへのお土産にすることにすると、Aちゃんはにこにこになりました。

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 毎年この時期になると、事務所横の花壇や植木の所では、だんご虫や青虫などの虫探しや、春のお花探しをしている子どもたちでいっぱいになります。今年も、年中児は月間絵本の付録の図鑑を得意気に肩にぶらさげて、虫や花を見つけてはページを開いて、「これはパンジーだ。」「だんご虫の足はいっぱいあるんよ。」などと話して研究していました。そのすぐそばでは、秋に植えたさやえんどうの豆がたくさん実をつけていました。それに気づいた年中・年長児たちが、台所からカゴを持ってきて、摘み始めました。葉っぱの裏に隠れている実も見つけて、うさぎ組のSちゃんは、「お豆さんかくれんぼしとったね。」と、優しく声をかけながら摘む姿が見られました。また、「茎の所を持ってぴゅっと採るんよ。」と、後から来たくま組の子どもたちにも教える姿も見られました。収穫したお豆を入れるためのカゴを台所から持って来たSちゃんは、みんなが採ったお豆を最後まで集めていました。咲いているお花は、また豆になるから大事に置いておこうね、と話して、終わるとSちゃんもいっぱい集まった豆を見て、満足そうな表情を浮かべていました。

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 給食の時間になりました。今日は、みんないつもより準備をするのが早くて、思わず「どうしたの?」と聞いてしまいました。すると、りす組のT君が、「今日はスープがあるんやろ!」と言いました。朝から調理室からいい匂いがしていたのを、どうやら知っていたようです。今日は、副園長がカレー味の玄米スープを作ってくれました。年中児は、お皿にスープをついでもらうと、保育室までの長い長い廊下を、そろりそろりと慎重に運んでいました。いただきますをすると、すぐにぺろりとたいらげて、おかわりをする子どもたちに、もう一つ、おまけのお料理がありました。それは、ねぎと大根を酢味噌であえた『ヌタ』でした。『ヌタ』は、野菜がいっぱい入っているし、酸っぱいかな?と思っていたのに、それもあっという間になくなりました。年少児までもが、「もっと欲しい!」とおかわりを求めるほどでした。さすが食欲旺盛なみつばっ子!!なんだか頼もしく感じました。

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さぁ、明日はどんな楽しい事が待ってるかな♪

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