幼稚園の日記(ブログ)

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2010年2月17日 水曜日

今日は、昨日にひき続き、年長青コースさんの雪遊びでした。行きのバスでは、副園長に久万高原町までという表示を見ながら「さっきは28だったけど今は、23。何進んだかな?」とか、「久万へ着くまでに、今までにみんなが行った事がある所が2つあるよ。どこかな?」などとクイズをしてもらい「砥部動物園!砥部焼き」などと答えて楽しく行く事ができました。今日は昨日より雪も多くそりも長い距離を滑ることができました。また昨日の氷の上に積もった人工雪は粉雪で固まりやすく、雪だるまや山の形がきれいにできて子ども達は大喜びでした。又、Aちゃんは食事の間並べておいた雪だるまが、太陽に照らされて光っている様子を宝石になったと見せてくれました。 

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そして年少、年中児はお土産の雪に大喜びでした。

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一方、園に残った年少、年中、年長の赤コースに、こあら組さんも加わり、園庭はとても賑わっていました。ままごとコーナーに行くと、園児に混じって、たくさんのこあらさんが、もくもくと、お料理を作っていました。お皿にきれいに盛りつけるお姉さん達を見て、自分のまな板へ行って、野菜を種類に分けて盛り付けたり、「猫の手にすると、指が切れないよ」と教えてもらって同じ様にマネをして切ったり未就園児とは思えない程、のびのびと遊んでいるのには驚きました。

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長縄をしている年中児を見て「自分も跳べる」と自信満々にやってきたこあら組のY君は、お兄ちゃんと一緒にピョンピョンと跳んでお兄ちゃん達も思わず「すごいね!」と手を叩いていました。あらゆる遊びに興味を持って参加し、どんどん三葉っ子になってきているなと、頼もしく思いました。

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そして片付けになって、テーブルの上にきれいに盛り付けられた料理を見て「これ、片付けるのかわいそうだね」という言葉が誰からともなく聞かれました。そこで、「1番みんなに見てもらえると思う所に飾ってあげよう」と言うことになり「どこに飾ろう」と考えていると、K君、Y君の2人は、さっそく話し合いながら運び始めました。「どこに置くかな?」と教師達で見ていると、園庭の真ん中に向かって歩いていきました。その途中、運んでいる2人を見て手伝おうと、2人、3人と自然に他の子達も加わって、今度は5人で運んでいきまいた。たどり着いた所は門から入ってすぐ見えるテラスの前でした。どうしてここなのか聞いてみると「ここならみんな通ると思って」と口をそろえて言いました。自分のクラスの友だちでなくても、さっと手伝う姿や自分達で色々話し合って考えて行動する姿にすごいな。と感心させられました。

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こあら組さんのお帰りの時間の少し早目に、りす、ぱんだ、ぺんぎんは、初めてこあらさんを迎えに行きました。時間まで一緒に手遊びを楽しんだ後、年長さんんの気分でバスまで送りました。思い思いに、たくさん遊んだこあらさんは、年中児が手を振ると、ニコニコで手を振って帰っていきました。

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コメント (「さすが!三葉っ子」   りす組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2010年2月16日 火曜日

 今日、赤コースの年長児は雪遊びに行きました。らいおん組は明日の予定ですが姫山小学校の一日入学があるため、それに該当している10名は今日一緒にいきました。園を出発する前に副園長にバスの中でのルール、スキー場でのルール、なんでも自分達で考えて行動することを話してもらいました。久万スキーランドから迎えに来てくださったマイクロバスに乗ってスキー場までの道のりは1時間ほどありましたが、「あれ、遠足で行った動物園やろ?」、「恐竜のお話の砥部焼したところや!」など、今までの経験を思い出して話す姿がみられました。山に登るにつれて段々と街が小さく見えはじめ、たくさんの木が集まる森が間近にせまってくる光景を見てH君は「すごい世界や!」とつぶやいていました。スキー場が近くなると目の前の山の頂上が雪ではなく樹氷で真っ白になっていて、子ども達も興奮し始めました。

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 スキー場に着くと副園長が雪の状態を見てすぐに対応し、子ども達にとても分かりやすい説明をしてくれました。その時の話を聞く態度をみて、発表会で経験した「しっかりと話を聞くこと」、「返事をすること」が子ども達の身に付いているのかなと思いました。 ほとんどの子が初めてだという雪の世界を目の前にし、子ども達の目はキラキラしていました。今日は温度が一段と冷え込み、地面は氷ってデコボコになっていました。そのくぼんだところに少しだけ溜まった人工の雪を気ながに集めて雪だるまを作ったり、友達と一緒に氷った地面を勢いよく滑るソリに何度も乗ったりしていました。

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昼食はおうどんをいただいたのですが、全員がお汁まで全て飲みほして完食することができました。なかには、「おかわり!」と言う子もいましたがそれはX。空になって次々と戻ってくるどんぶりを見て、作って下さったおばさん達はとても喜んで下さいました。

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 子ども達はまた一つ、三葉幼稚園での思い出が増えました。私の子どもの頃を考えるとこんなにたくさんの経験ができる子ども達のことをうらやましいなと思うと同時に、子ども達と同じ時間を過ごせたことを嬉しく思いました。

 園内ではこあら保育が行われ、一人登園にも慣れた子ども達はお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒になって元気に遊ぶ姿がありました。来週にはお弁当を持っての登園になります。明日もこあらさんが元気に登園してきてくれるのが楽しみです。

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コメント (「思い出がまた一つふえたよ★」 らいおん組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)

2010年2月15日 月曜日

 生活発表会が終わり、早1週間。気が付けば卒園式まで後、1ヶ月。本日、年長組は3階ホールで卒園式の座席や入退場の仕方、証書の受け渡しの仕方の確認をした後、副園長から卒園することがどんなことか話してもらいました。又、証書を受け取る際の順序や立ち方、そして、礼をした後の回れ右の仕方をとても丁寧に分かりやすく教えてもらいました。子ども達も真剣な表情で話を聞き、「早く、練習がしたい」と目をキラキラ輝かせていました。生活発表会の劇の練習過程の中で意欲に満ち溢れたあの子ども達の表情を思い出し、あの時のままの気持ちを持続し卒園式が最高の舞台になるよう、練習を計画的にすすめていきたいと思います。

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 ところで、ぞう組では、卒園文集の表紙にするブラッシングをすすめています。厚紙を雪だるまやハート等、思い思いの形に切った後、白い用紙の上に並べて網の上から絵の具を塗ったハブラシで擦っていきます。このブラッシングは、集中力と根気が必要です。絵の具の付け方が難しくS君が「先生、大変、絵の具が玉のように落ちてしまった」と言うとそれを聞いたkちゃんが「少しぐらい、玉になっても大丈夫よ、もう少し、ハブラシで早く擦ったらいいよ」とアドバイスをする姿がみられました。友達とかかわりながら、教え合ったり、刺激をし合ったりしてすすめる姿に卒園式の日には、世界に1つしかない自分だけの素敵な文集になって子どもの手に返ってくることを考えると何だか胸にせまってくるものがあります。

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 卒園まで後1ヶ月になりましたが子ども達と一日、一日を大切に、そして、就学に向けて、けじめを付けながら毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。

 本日の給食には、副園長手作りの特製豆乳スープが付きました。ぞう組のR君は「何だか、心が温まるスープだね」と大喜び!ぞう組の子ども達は、「古森先生のスープは、めちゃくちゃ美味しい」とあっという間に鍋を空っぽにしてしまいました。

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コメント (「卒園まで後、1ヶ月」   ぞう組 山田 美和 はコメントを受け付けていません)

2010年2月13日 土曜日

 連日、雨の日が続いていましたが、今日は雨雲さんもお休みしてくれたようで、1日過ごしやすい日になりました。外で遊べるのが嬉しくて、登園してくるとすぐに戸外に飛び出していく子どもたちの姿が見られました。先日以来、園庭に同じ色の帽子の色がちらほら固まって遊ぶ姿が見られていますが、うさぎ組でも、発表会が終わってから、クラス内の絆が一層深まったように感じます。ふと思えば、今のクラスもあと1ヶ月ちょっとで終わりなんだなと、少し寂しく思い、もっともっとこの子たちと遊んで思い出を作っていきたいなと思いました。包丁ままごとのコーナーに行くと、うさぎ組のH君とT君が野菜を使って色水を作っていました。同じ緑色でも、白菜、レタス、キャベツ、使っている野菜が違うだけで、いろいろな緑色がありました。「これはちょっと濃いんよ。」「これはエメラルドグリーンなんよ。」と、H君が嬉しそうに比べて見せてくれました。すると、隣にいたT君が、ラディッシュを持ってきて、一生懸命皮をむき始めました。どうするのかな…と思って見ていると、そのむいた赤い皮をすり鉢の中に入れて、赤い色水を作りました。「わぁ、すごいねぇ!考えたね。」と、思わず拍手してしまいました。色水一つでも、その遊びをもっと楽しくさせるために、子どもたちはたくさんの知恵を使っているんだなと改めて感じ、これぞ科学だなと思いました。

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 また、今日は年長児が権現のみかん山に、伊予柑狩りに行きました。卒園を間近に控えて、子どもたちも話を聞くとき、相手の目を見て、しっかり聞くことができるようになっています。伊予柑がキズにならないよう大切に扱うように伝えると、伊予柑を持つ時とても優しく持ち運んだり、「お店で売れるように!」と言ってキャリーにそっといれる姿が見られました。チームプレイも発揮されてて、バケツリレーのように、「はい、はい、はい・・・!」と次々パスしていったり、からのキャリーをささっと運んできたりと、パワー全開でした。「早くキャリーをいっぱいにして早く食べよう!」と言って協力して、採った後、一ふさずつみんなで分け合って嬉しそうに食べていました。年中さんと年少さんにもお土産を持ち帰って、怪我なく終えることができました。

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 そして、年中児は、月曜日にじゃが芋植えに行くので、今日種芋作りをしました。「今日のじゃが芋は、食べるためのものじゃなくて、芽がどんどんのびるお母さんお芋なんだよ。」と副園長が話すのを、真剣に聞いていました。芽が上にも下にものびてしまうので、お芋は2つに切って、お母さんお芋は2つにします。包丁ままごとを経験している子どもたちなので、怖がることなく、包丁を扱う姿を見て、頼もしく感じました。そして、切り口が黒くなって、ばい菌が入らないよう、人と同じように、じゃが芋にも灰で消毒をします。焼き芋で作った灰を、切り口につけて、一つ一つ並べていきました。切ったあとに、「早く手当てせんとじゃが芋さんが痛いって言うよ!」と言いながら、優しく灰をつけていました。「こっち向きに植えるんよね。」と、『芽を上、切り口を下にして。』と注意することを思い出しながら、子どもたち同士で復習している姿も見られました。「お母さんお芋から、たくさんの兄弟芋や、赤ちゃん芋が生まれるといいね。」と、話しながら、月曜日のじゃが芋植えに期待を持っていました。

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 今日ひつじ組は、ケアフル竹原交流に行きました。緊張していた子どもたちですが、おじいちゃん・おばあちゃんから手拍子や拍手をいただいて、どんどん笑顔になっていきました。『にゃんきちいっかのだいぼうけん』のオペレッタも、「海賊がきました。」など、おじいちゃんやおばあちゃんには状況を副園長が説明すると、「おぉ。」と言いながら、ストーリーを楽しんで、観て下さっていました。帰りには、前回ぱんだ組さんが行った時にお願いしていた手作りのお手玉を頂きました。おばあちゃんが一つ一つのお手玉の柄を考えながら、縫い合わせ、きれいなお手玉がたくさんできていました。お手玉をすると、小豆の心地よい音と、手触りがとても心地よく、嬉しくなりました。副園長がお手玉を手に取り、おばあちゃん達に、「昔はお手玉で遊びながらいろんな知恵や技術を身につけましたよね。今の子のように、お勉強、お勉強、と言わなくても、遊びながら色々な学習をしたんですよね。」と話すと、うんうんと頷いて嬉しそうにされていました。この頂いたお手玉を使って、園でどんな遊びができるかな、と考えただけで、楽しくなりました。帰りは、一人一人と握手をして、バスの所まで見送って下さった方々に、元気よく「バイバイ!さよならー!」と言ってお別れしました。

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 今日は、子どもたちのたくさんの育ちや発想が見られた楽しい1日でした♪

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コメント (「たくましいみつばっ子の姿がいっぱい!」  うさぎ組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)

2010年2月11日 木曜日

今日はくもり空でしたが、少しあったかい気温でした。裸足になって園庭を走りまわる子供や、そでやズボンをまくりあげて水遊びをするこどもたちがたくさんいました。さくらぐみでは、なにかにぎやかな声が聞こえていました。きりんぐみさんからもらったダンボールを半分に切って重ね、隙間があかないようにガムテープでとめていました。そして、こどもたちだけで「こうしたら風が入らないよ」などと、口々に言いながら形になってくるダンボールの家を見て「よーし!!」と言うと、新聞紙を一枚持ってきてくるくるまるめ始めたのです。何が出来るのかな?と見ているとはしとはしをガムテープでくっつけ「大工さんがしとるやつと同じやつよ」と見せてくれました。どうやらはちまきのようでした。それにまわりの子も影響され真似をしてつくり、頭にまきました。準備が整うと、子ども達同士d家の中にあるものを考え、テレビやリモコン、DVD、お風呂、鏡台、台所などそれぞれ分担し作っていきました。お風呂で使うシャンプーやボディーソープや卵パックにマーカーで色をぬりいろいろなお化粧品を作っていました。中は大型ブロックでしきって、外の庭ではバーべキューが出来るようにと自分達で粘土で平べったくし、お肉を焼いて楽しんでいました。また、こんなおもしろい姿もありました。ダンボールの家にお客さんを呼ぼうよと言うことになり、さくらぐみのZくんが「トントントン」と家のドアをたたくと、中から「だーれ?」「Zくんならないてみて」という声が聞こえてきました。年少児が発表会でした、オペレッタ「まきばのパーティー」の場面の再現だったのです。さくらぐみのテラスの前に、たんぽぽぐみの子ども達がいるのに気付き「ねぇねぇ、ちょっとこっちきて」と言ってつれてくると、たんぽぽぐみの子供達も家の中に入り、テレビやDVDを見て楽しんでいました。このように、ごっこあそびを楽しむようになってきた年少児たちは、もうすぐ年中組になります。見守っていきたいです。

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今日、りす組は歩風里との交流がありました。年中児が発表会でした「北海盆唄」をすることになり、園からハッピを着て出発しました。歩風里につくと、おばあちゃんたちが「かわいいね」と言ってくださって、優しく迎えてくれました。年中児がきたということで、おじいちゃん・おばあちゃんが盛り上げてくださったおかげで、子ども達もにこにこで踊ることができ、元気なパワーをプレゼントすることができました。

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コメント (「おおきなダンボールの家★」   さくら組 河野ゆい はコメントを受け付けていません)

2010年2月9日 火曜日

 発表会が終わって2日後の今日、登園してきた子どもたちは、「ビリーブの時、お父さん泣きよったんよ」「Mのお母さんも泣きよったけど、A君のお母さん、もっと泣きよった」などと嬉しそうに話してくれました。暖かくて心地よい戸外では、クラスの帽子の色があちらこちらで固まって集団で遊ぶ姿が見られました。ひまわり組では、泥団子作りが始まると「お店屋さんつくろう!」ということになり、みんなでいくつもせっせと作っていました。それを見た、らいおん組の子どもたちも、ひまわりさんに負けんように!と団子作りを始めました。先に作り始めたひまわり組さんの数で負けていた、らいおん組は質がいいものを作ろうとピカピカの泥団子を丁寧に作っていきました。どちらの団子が売れるのかこれから楽しみです♪ 

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 くま組では、Kちゃんの「大きな山つくろうよ!」という提案で山づくりが始まりました。Nちゃんの「靴汚れるし、今日は暖かいけん、裸足になろ!」と言う声に2人は靴を脱いで並べました。そして、気が付くといつの間にかその横に10足以上の靴が並んでいて、砂場には裸足で気持ちよさそうに山作りをする子ども達でいっぱいになっていました。その中では、自然に役割が決まっていても、山の周りに海を作る係、山をパイプで転がして固める係、水をくむ係、それを男の子と女の子が「ここ掘って!」「水くんでこないかん!」と、てきぱきと動いているのです。私も、負けてはられないと一緒に山作りを楽しみました。今では、女の子が「さわらないでね」の表示をよく作っていましたが、今日は、初めて男の子が表示を書き、前回崩されて悔しい思いをしたことを思い出し、年少・年中児に「これ、読める?」と確認する姿がみられました。明日は、「山を火山にする!」のだそうで、どんな山になるのか楽しみです。一方、年少組のテラス前では、プレ年少児、年少児、年中児、年長児が入り混じってミニ発表会が行われていました。自分の踊った曲以外の踊りも覚えている子ども達は、曲がかかるとすぐに準備をして大声で歌いながら踊っていました。年少組のオペレッタ「まきばのパーティー」での、たんぽぽ組のNちゃんの動きに私はとても驚きました。始めは、観客席に座っていて「○○さんなら鳴いてみて♪」の時に立ち上がり手を大きく振り上げ「メーメー」など鳴き声を言っていたのですが、違う動きの子がいると「違う、違う!」と言ってより大きな動きをして、みんなに手本を見せていました。それは、まるで舞台監督のようでした。私も、年少・年中児の踊りも覚えてクラスの子ども達と一緒に踊って楽しみたいと思います。

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コメント (「並んだ靴、裸足って気持ちいいね♪ くま組 中矢麻衣」 はコメントを受け付けていません)

2010年2月7日 日曜日

 今日はいよいよドキドキワクワク 発表会当日です。朝、子ども達は意気揚々とやる気に満ちあふれた元気な笑顔で市民会館の入り口を入ってきました。

 今日のその日を迎えるまでにそれぞれの学年、それぞれのクラスで、様々なドラマがありました。今日のステージ上の演技のすばらしさに、これまで積み重ねてきた成長過程が走馬灯のように目の前に思い出されて、教師たちは感動の嵐でした。

 子ども達は見ていただいたとおり100点満点、いえ、点数がつけられないくらい力いっぱいの演技でした。満員のお客さんに驚くとこもなく、堂々とした力強い演技にたくさんの拍手をいただいて、その拍手に、さらに自信に満ちた笑顔になりました。

 年中さんの秘話ですが、「あめふりくまのこ」の5番までの歌詞をなかなか全員がきちんと覚えられず、前日まで、歌詞がそろって出なかったのです。「なぜだろう?」と考えた副園長に「曲のテンポが遅いのでは?少し早くしてみたら!」とアドバイスをもらって、テンポを早くすると、なんと歌えたのです。

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 まるで魔法にかかったように、すらすらと歌詞が出てきて、少しも間違えることなく歌えたのです。「子どもの心臓にあわせたテンポ」ということを教師たちは、改めて学び、どちらのコースもしっかり自信を持って歌えました。

 また、にゃんきち一家では、にゃんきち家族も海賊たちもとても張り切っていました。笑い方、登場のしかた、踊り、楽しくなるような、構成を考えた、副園長からのアドバイスのおかげで、にゃんきち一家もすべて、心をひとつにして、オペレッタをやり遂げました。海賊が、登場したときには、「オーッ」というお客さんの歓声が聞こえて盛り上がりました。

 年長さんの歌では、アンコールのあと、副園長の101点の声に合わせて、鳴り止まない拍手が起こりました。その拍手を聞いた子どもたちは、この上ない笑顔になりました。その笑顔は満足感に満ちあふれていました。

 舞台も会場も心がひとつになった場面でした。

 そして、各クラスの劇は、舞台の袖で、子どもたち同士が、声を掛け合いながら小物の準備をしたり、「次よ。もうすぐよ。」と言いながら、友達を気遣ったりする場面が見られました。自分たちで考えて動き、子どもたちが、ひとつになって劇をしようとする熱気と活力は、すごいものでした。

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 年少さんは、普段からクラスで競争をしながら練習してきた歌と踊り。

 今日も、年少さんとは思えないくらい、力いっぱいの歌、そして、手足を思いっきり動かした「ロックンオムレツ」。そして、オペレッタ「牧場のパーティー」では、大勢のお客さんの前で、役になりきっていて、本物が飛び出してきそうでした。

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 また、ひよこさんは、小さな手足を精一杯動かしてのかわいい踊りと歌。見ておられた方は、、思わず顔がほころんだのではないでしょうか。

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 そして、子どもたちは、副園長から魔法のパワーをもらっていたのです。昨日、ごほうびに頂いた「パワーのあめ」。

 今日ももしかしたらもらえるかもしれないという子どもたちの期待があったのです。どこにも売っていないこの魔法のあめ!!演技が終わってごほうびにいただいたあめを、それはそれは美味しそうにそして大切になめていました。この味は、どこでも味わったことのないもの。最高に心の宝物になったに違いありません。

 りすぐみのH君は「ごほうびもらったのはみんな頑張ったからだよね。」との言葉が聞かれ、自分だけが演技をするのでなく、みんなで心をひとつにして演技することの大切さに気づいていることを知らされた嬉しい瞬間でした。

 どの学年も、感動の場面が見られたことと思います。この発表を迎えるにあたって、懸命にお手伝いくださった役員さん方、そして、衣装を縫ってくださった方、家族の応援。たくさんの陰の力があってからこそ、この日が迎えられたと思います。心から感謝をしております。本当にありがとうございました。

 さらに、職場体験に来た中学生、短大生も次々と応援にかけつけてくれました。本当に嬉しいことでした。

 ひとつの行事で、子ども、教師、保護者、そしてそれを支えていただく人々の織り成すドラマが垣間見えた一日だったことが何よりの収穫かも・・・と感じた一日でした。

 

 

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コメント (こころがひとつになった発表会  ぱんだ組 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)