幼稚園の日記(ブログ)

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2010年1月29日 金曜日

昨日は天候も悪く外では遊べなかった子ども達でしたが、今日の園庭ではたくさんの子ども達がなわとびやはねつきをして遊んでいました。すると、いいにおいがしてくるではありまさんか。みんなが靴を脱いで目指すは調理室。調理室の窓を次々に覗き「古森先生ー!!」と副園長を呼び始めました。すると、副園長が調理室から出て「みんなのために作っているよ」と言ってまた料理に戻りました。それでもまだ覗き続ける子ども達。再び副園長が調理室から出てきて、その手にはアツアツの野菜の煮物が入ったお皿がありました。集まった子ども達に大根やにんじん、ちくわなど煮物の味見用に持って来てくれたのでした。それを見て副園長からお皿を受け取った教師のところに集まり、「あーん」と口を開いて待つ子ども達に思わず笑ってしまいました。「味はどう?」と聞く副園長に「合格」「うまい」とそれぞれの表現で伝えていました。私が小さかった頃こんなにたくさんの野菜の煮物を食べることができたかなーと思い返してみましたが、おいしかったという思いもなかったように思います。幼稚園で仲良しの友達とこのように楽しく食べる経験はとてもいいことだなと改めて感じました。今日お手伝いに来て下さった保護者の方もとても楽しみに来られていました。中でもAちゃんのお母さんは料理の手順の良さを学んだと言って帰られていました。お母さん達にも調理する中で様々な学びをされているのだと嬉しくなりました。

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発表会の練習では次の月曜日がリハーサルということで子ども達も気合が入っていました。年長児の劇では、一人ひとりが責任を持ち、主体性や積極性が見られるようになってきました。昨日より今日と毎日成長している子ども達に置いていかれないように私も頑張ろうと毎日が競争です。

昨日と今日の2日間津田中学校の生徒4名が職場体験にきました。ぞう組では、ちょっぴりブルーになっているお姉さんを迎えに行き、励ましたり、慰めたり「私達も辛いことも悲しいこともあるんだよ。でも頑張っているのだから頑張って」そんなことを言える子ども達にお姉さんは思わず涙を流していました。今日一日そのお姉さんを元気にさせようと心を砕くぞう組の子ども達に、お姉さんも笑顔になることができました。お別れのときには、たくさんの子が手紙を書いて渡しました。「つらいこととかかなしいことがあったら、またみつばようちえんにあそびにきてね」と書いたHちゃん。子ども達の相手を思いやる気持ちに胸がいっぱいになりました。4歳児でいっぱい遊んで、いたずらをして叱られて泣いたり、けんかをしたり、色んな経験をしたことがこのような5歳児の育ちにつながっているのだということを副園長から教わりました。失敗や悪いことをしたときは指導するチャンスです。その場面を見逃さず、子ども達の色んな気持ちに寄り添って諭しながら、子ども達と一緒に自分も成長していきたいと思います。

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最後に今日の手作り給食のレシピを載せます。ぜひ作ってみてください。

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★今日のメニュー★

●ちりめんじゃこと昆布の胚芽米ごはん

●里芋と揚げ・しめじのお味噌汁

●大根・こんにゃく・にんじん・しいたけ・ちくわの煮物

●さつまいもとりんごのサラダ

●枝豆

●ブロッコリーの天ぷら

●大根葉と揚げの煮つけ

<ちりめんじゃこと昆布の胚芽米ごはん>

[材料] 胚芽米(五分づき米)、だし昆布、ちりめんじゃこ

胚芽米は洗って分量の水を入れて30分程置く。

塩を入れて混ぜ、少し塩気を感じる程度味をつける。

昆布を小さく砕くか、小さく切ってに入れる。

にちりめんじゃこを適量入れて炊き上げる。

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