幼稚園の日記(ブログ)

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2009年10月22日 木曜日

参観日最終日。今日はたくさんの保護者の方が参観に来て下さり、とてもにぎわっていました。どのクラスの子ども達も外に出て元気いっぱい遊んでいました。

今日はままごとコーナーはどうなっているのかな?と覗いてみると、ひつじ組のS君が作っている料理に目が止まりました。なすびを丸く切ってお皿にのせ、さつまいもをすりおろして丸めたものを、なすびの上にのせました。さらに、アスパラガスを同じ大きさに切り、なすびの上にのせました。なんと、、、なすびの上に顔が出来上がりました。何かさみしいなぁと思ったのか、かぼちゃを小さく同じ大きさに切り、なすびのまわりにかざりました。色合いもとてもよく、まるでフランス料理のようなステキなデザインになりました。年中児でも出来るんだととても感心しました。その後もさつまいも、にんじん、アスパラガスを上手に切り、お皿に盛り付けたものなどたくさんでき、S君のレストランがオープンしていました。

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丸いお皿を見て野菜や果物など色どりや形を材料からイメージし、それがすぐに形になっていくのです。この色や大きさの野菜を置いたらどうなるか、色合いだったりバランスだったり、一度置いてみたりやめたりと自分で納得して考えて作っていました。それに気付いた教師たちがかわるがわるに見に来て、子どもの成長している姿に感動するやら、これを誰にどう伝えられるのだろうと、写真に写したりと今日も嬉しい場面に出会えたことを喜びあいました。野菜を毎日届けているサニーマートの店長さんにも、この感動を届けたいと思います。

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今日年少児たちは、昨日に引き続きでDVD視聴「サンゴ礁アザラシが泳ぐ」を見ました。昨日はアザラシとアザラシのお母さんが離れるところまで見たので、今日はその続きからでした。アザラシの背中にカメラを取り付けアザラシが海の中でどんな生活をしているのかなぁ?というところから始まりました。子どもたちは興味津々で、釘付けでした。そして子ども同士で話し合ったり、かわいいねといった会話がたくさん聞こえてきました。子ども番組ではなくて、ドキュメンタリーでしたが、自然の真実の姿は子供たちにも迫力があり伝わるものがあったようです。視聴後、さくら組とひまわり組の子ども達は自分たちが使ったいすやござをみんなで片付けました。ござの両端を持ってごっつんこしたり、友達と協力したりしながら片付けていました。

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一方、年長児の間ではこんなまるで青春ドラマのようなやりとりがみられました。砂場でくま組の女児達が大きな山を作っていました。片付けの時間になりどうしても壊したくないくま組の子ども達のところに片付けたいぞう組の数人が来てぞう組対くま組のバトルが始まったのです。その様子を教師達は見守ることにしました。くま組の子ども達が「何で一生懸命作ったものをこわすのよ、足が冷たくてそれでも作ったのに。」と言うと、ぞう組のHちゃんが「明日遠足だから壊れるやん」と言いました。お互いに言い分を譲らず、バトルは続きました。しまいには涙をポロポロ流しながら説得するくま組の子ども達。それにひるまず月曜日は早コースでこの砂場を使いたいぞう組の子ども達のあの手この手の主張もなかなかのものでした。それをニヤニヤして見守る参観に来たお父さんの姿もみられました。最後はぞう組のT君の「先生に相談したら」という仲介に両方がつばを飲みこんで、ぞう組のAちゃんの「仕方ない」という言葉で決着がついたのでした。今その砂場にはくま組の子ども達の手で「さわらないで!!」という立札が立てられています。

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