幼稚園の日記(ブログ)

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2009年10月20日 火曜日

今朝は、ままごとのコーナーに力を入れて子ども達を迎えました。副園長の「ままごとコーナーは子ども達の台所」と言う言葉を受けて、まな板を新しくしたり、器を清潔にしたり、心を込めて準備をしました。すると、子ども達は、すごいです。一番にやってきた、ぞう組のSちゃんは柿を見つけて切っていきました。よく見るとその柿は一部が悪くなっていて、切ると、どんどんくずれていき、最後に、へたが残りました。しかし、Sちゃんはそのくずれた柿の実も無駄にはしません。青りんごを半分に切り、ふたを作って、包丁でくりぬき、入れ物を作ると、その中にりんごの実と一緒にいれて、フルーツポンチを作っていました。最後に、りんごの器のふたにしたへたのくぼみに柿のへたをとりつけて、とてもステキなフルーツポンチの器になりました。私達のかたくなった頭では、イメージできないような感性や、デザイン性に、今日も驚かされる子どもの姿でした。これからも、子どものイメージがどんどん広がるよう、子ども達の台所を清潔にして、材料も豊富に用意していきたいと思います。

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又、園庭では、参観日に参加したお父さん、お母さんが子どもに負けないように、本気で走って下さったり、新しく出た、わらのコーナーでは、先生に教えてもらって、一生懸命に縄をなう姿が見られました。縄が長くなると、みんなで長縄にして跳ぶなど楽しい活動がたくさんみられました。

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お部屋に入ってからは、十月のシール帳折り紙「人参、大根」を壁面に作りました。みんなで一つづつ作った後は「かごにどれだけ入れられるかな?」と言いながら、どんどん作って、かごの中に入れていき、秋らしい壁面になりました。

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お弁当は、園庭で、年中、年長で食べました。お父さん、お母さんも一緒に食べて下さって、子ども達もすごく嬉しそうでした。

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そして、その後、すごく嬉しい出来事がありました。今日、H君は参観に来られているお母さんと降園する予定でした。しかし、お母さんが帰って、淋しくなっているRちゃんの様子を見たH君は「やっぱり俺、バスでRちゃんと帰るけん。バス停で待ってて」とお母さんに言ったのです。本当は、自分もお母さんと帰るのを楽しみにしていたはず。しかし、友だちの泣いている姿を見て、何か感じ、気づかう、強くて、優しい心の育ちに、お母さんと一緒に、すごく感動させられました。

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コメント (「お料理楽しいな」    りす組  松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2009年10月19日 月曜日

秋晴れの日が続いて気持の良い季節になり、子ども達は戸外でおもいっきり身体を動かして遊ぶ姿が至る所で見られています。  さて、今日から4日間自由参観日が始まりました。 保護者の方々が来園されて子ども達が遊んでいる様子を見て頂いたり、お父さんお母さんも巻き込んで一緒に遊んでもらったりする姿が見られました。 

ひまわり組では先週から「アイスクリームやさんごっこ」が始まっています。 メニューがわりにジュースの絵を描いて呼び込んで、粘土と廃材を使ってアイスクリームを作ってやりとりする姿がみられます。 お金が必要だと分かっているMちゃんは廃材のなかにあったカレンダーの数字を切り取ってお金にしました。遊びに何が必要か何を利用すればよいか考える力が育っていることに感心しました。  今日の予定にあったチューリップの球根植えでは各クラスに分かれてそれぞれ担任が球根を見せその植え方や自然の力や働きについて子ども達に話ました。年少のクラスカラー赤・白・ピンク・黄色のチューリップの球根がありましたが今日はクラスカラーでない色を植えてどんな花が咲くのか楽しみにしよう!!ということになりました。説明を聞いていた子ども達は球根の上下を間違わずに植えることが出来ました。 しかし、説明する教師は子ども達がチューリップが土のなかで寒さに耐えて春になったらグングン芽が伸びて花が咲く様子が絵本を見るようにイメージできる様な話し方、伝え方をしていかなくては・・という副園長の話を反省会で聞き、いつでもそのような話し方が出来るよう考えていきたいと思いました。

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年中児は園の周辺を散歩しどんぐりの木に実がいっぱいついているのを見て感激したり今満開のキンモクセイの花の香が漂ってきて「いいにおいがするよ、甘いにおいがする」と口ぐちに言ったりする姿が見られたようです。落ち葉を踏みしめるとかさかさと音がすることも心地良いと感じて秋の自然に触れる事が出来ました。

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年長児は高木農園のお芋掘りにいって残っていたお芋を全部掘りました。自分達でマルチをはがしてから一生懸命に掘り起こしお芋が2つ、3つと連なって出てくる様子がとても嬉しかったようです。 そして年長さんのおいも掘りにはもうひとつ嬉しいおまけがありました。それはお芋畑の隣に大きく育った枝豆が植えてあったのを収穫している人に副園長が「子ども達に食べさせたい」ということを話すと「少し分けてあげますよ」と言って下さいました。ということで今日の手作りおかず「さつまいものサラダ」の横にえだ豆が添えられ一層おいしそうに見えました。食べるとまたおいしくて「おいしいおかわりあるかな?まだ食べたいな、」と言って年少年中児もたくさんおかわりをもらって食べました。  遠藤さん・枝豆をくださったおばあさん、どうもありがとうございました。

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コメント (「ようちえんにきてね」 ひまわり組  日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2009年10月18日 日曜日

 今日は、10月のフリースクールの日でした。収穫の秋ということで、今回は秀野邸の畑でお芋掘りを楽しみました。また、建築160年の秀野邸の建物見学も行いました。

 AM9;30、参加者は、屋外遊戯場から幼稚園バスに乗って秀野邸の近くまでやってきました。細い道を通って少し歩くと、土塗りの塀に囲まれた秀野の屋敷が見えてきます。昔ながらの風景に目を輝かせて、保護者の方も、子どもたちも、興味深気に辺りを見回していました。門をくぐると、立派なお屋敷が目の前に現れ、「おぉー。」と、感嘆の声をもらす方もいました。まずは、お庭見学をして、木の実やどんぐり集めをしました。たくさん拾った物をお母さんに見せては、「すごーい!」と、親子で喜びを共感し合っている姿が見られました。せみの抜け殻や、せみの死骸が落ちているのを見つけて、夏の終わりを感じ、もう秋になったんだなぁ・・・と、しみじみ実感しました。 

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 全員到着したところで、『木の実の音あてクイズ』をしました。椿の実を手のひらで覆い、少し振ると、「カラコロカラコロ・・・」と、とても心地よい音が響きます。小さなどんぐりの実は、すごく小さな音でしたが、「カラカラ・・・」と、かわいい音を響かせました。最後の音は、「カチカチカチ」と、なんだかあやしい音をたてていて、みんな何の音だろうと、首をかしげていましたが・・・正解は木の実ではなく、『石』がぶつかり合う音でした。教師のちょっとした遊び心に、子どもたちも「やられた!」という表情を浮かべていました。秀野邸には、昔ながらの古い道具がそのまま保管されており、まさに時代劇で見るお屋敷そのものが残されています。当時使われていた農機具、木の先をさいて作られた筆、木製の冷蔵庫、合わせ鏡や糸車など、テレビや本でしか見たことのない珍しい道具を見て、みんな副園長のお話をうなずきながら興味津々で聞いていました。実際に屋敷の中に入ってみると、家を支えている骨組や柱、天井に備え付けられている大きなはしごなども全て丸見え!!ふすまを開けると、たくさんの部屋が見渡せ、なんだか懐かしい気持ちになります。愛媛県には、御三家といって、重要文化財に指定されるくらいの屋敷が3つあって、豊島家、渡部家、そしてこの秀野家があります。(豊島家・渡部家は重要文化財に指定されています。)3つとも、部屋の作りなどはほぼ同じですが、ここまで骨組や天井の様子が見えたり、道具がそのまま保管されていて、自由に見たり触ったりできる所は、秀野邸だけだそうです。広い部屋の中に嬉しそうに入っていったR君をお母さんが必死に探していたり、逆に、お父さんがかくれんぼをして、Yちゃんがちょこちょこ探しに行くほほえましい光景も見られました。なんだか遊んだり、寝転がったりしたくなる、気持ちのいい時間でした。

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 そして、畑のお芋掘りに移動しました。すると、そこにはいつもは見ることのできないお芋の姿がありました。今日は、お芋掘りの全てを体験してもらいたくて、芋のつるやマルチを残したままにしていたのです。長く長く伸びたつるを見て、「うわぁ。」と、驚きの声をあげる子どもたち。教師全員のパフォーマンスにより、『芋のつる長さ競争』が行われました。途中からは子どもたちも応援に入り、一緒になってひっぱりました。そして、つるの長さで1番になった私のチームは大喜び!・・・ですが何ということでしょう。実際にお芋を掘ってみると、細長いひょろひょろとしたお芋が1個だけしかついていませんでした。隣や、真ん中のチームは、大きなお芋がどんどん掘られていて、見ている人たちからも拍手喝采でした。よく見ると、大きな芋が掘れたつるの根元はとても太いし、つるの数が多いほど、たくさんのお芋ができることが分かりました。また、10本つるがある芋からは、10個のお芋が掘れる、といったように、つるの数と、お芋の数が同じになるという、新たな発見もありました。1本のつるが1個のお芋を作るという、自然の役割があるんですね。私たち教師もまだまだ知らないことが多く、自然から教えられてばかりだなぁ、と思いました。

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 今日は、一家族2株をおみやげに持って帰りました。たくさん持って帰りたくて、つるの数を見定めてから掘る、ちょっと賢いH君家族の姿も見られました。みんな袋いっぱいにお芋をつめて、満足そうに持って帰っていきました。

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 今回のフリースクールと、11月のフリースクールは、シリーズものになっています。今回参加された方は、11月は今回とれたお芋で焼き芋をします。また、ダンボールや木の実を使って、飾り炭作りを行いますので、お楽しみに☆

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コメント (「収穫の秋♪」  うさぎ組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)

2009年10月16日 金曜日

 今日、年長児は初めての稲刈りでした。登園してきた子どもたちは、「今日は、汚れんようにちゃんと靴履いてきたよ!」「長ズボンにしたぁ」と稲刈りを楽しみにしていました。農園に着き、稲を見るとすごく背が高くなって株も太くなっていました。そこで、副園長が「稲が何本あるか数えてみよう!」と言ってみんなで数えると、5本植えた苗は31本になっていました。稲穂を見たぞう組のRちゃんは、「お金色やぁ!」とつぶやきました。また、稲を刈る鎌についての話も聞きました。包丁はまな板の上で野菜などを寝かせてトントンと切るためにまっすぐになっていること。鎌が曲がっているのは、草や稲のように立っているものを引っかけながら刈るようになっていること。足を切らないように足を開いて稲の根元のしっかりしているところを刈るということを教わりました。副園長から鎌の使い方と刈り方を教わった子どもたちは、稲の株をしっかり握ってサクサクと刈っていきました。力を込めて足を切らないように、1株、2株、3株慣れてくると1回で株を切る子もいて驚きました。みんなが刈り終わると次は、稲刈り機を使って刈らせてもらいました。2人ずつ順番に刈って行きます。重い機械をまっすぐ並んだ稲の列に押していくと、刈った稲が束になってひもで結ばれて出てきます。不思議に思った子どもたちは「あれ、どうなっとんやろぉ?」「中でひもが丸になっとんやない?」「でも、稲の束の大きさが違うけん小さい束は、そうなったら落ちてしまうよぉ」となかなかの会話も聞かれました。そして、最後の2列になった時、いきなり何十匹もの緑や茶色のカエルが飛び出してきました。稲が刈られ、居場所がなくなったカエル達が中へ中へ集まってきたのです。副園長が、みんなに「なぜ緑や茶色のカエルがいるのか」を子どもたちに聞きました。すると、くま組のNちゃんが「身を守るため!」と答えました。忍者は、夜姿が見えないように黒い服を着ている。カエルも自分の身を守るために緑の葉っぱや土と同じような色をしているということを教えてもらいました。子どもたちは、様々な活動を通して他では学べない知識も身につけていくことができます。

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園内では、昨日さつまいも掘りに行ったこと絵に描いている子どもたちの姿がありました。手を伸ばして土の中に手を入れている絵や友達と掘っている絵を描いていました。明日は、残念ながら休みですが年長児達も今日の経験をいつ、どのような場面で表現してくれるのでしょう。

ちなみに、落穂を持って帰って、1本の穂に何粒のもみがついているか子どもたちと数えてみました。きりん組では、78粒。お茶碗に入れてみると、ほんの少ししかありません。みんながお茶碗に一杯食だるためには、何本もの稲が必要なことが分かりました。「農家のおじさん達、大変だねぇ」と子どもたちはため息をつきました。

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コメント (「鎌を使って稲刈りをしたよ!」 くま組 中矢麻衣 はコメントを受け付けていません)

2009年10月15日 木曜日

甘いきんもくせいの香り、頬にあたる心地良い風・・・一年間で一番よい気候の中、ひよこ、年少、年中、こあらぐみ赤コースは、お芋掘りに出かけました。

 バスから降りると黄金色の稲穂が一面に広がる田んぼと畑。あまりに空気がおいしくて思わず「ワァ」と声が出て、みんな笑顔になっていました。

 副園長がお芋掘りのしかたを説明してくださっている時には、皆真剣な表情で聞いていました。年中さんは、先日植えたチューリップの球根とお芋の違いを説明してもらった時は、「お芋ってすごいね!」という声が聞かれました。

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 いよいよ、自分達でお芋を掘り始めると、ひとりひとり必死になって土を掘っていました。「お芋が傷つくからまわりから掘るんよね!」「お芋が見えてきたよ。もうちょっとやね。」と友達同士で話しながら掘っていました。カエルを見つけたAちゃんは、「ワ茶色のカエルだよ。土と同じ茶色やから土の中にかくれんぼしとったんやね」と副園長の話をさっそく友達に伝えてあげていました。

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 またぱんだ組のKちゃんとAちゃんは前回のじゃがいも掘りでは虫がこわくて、ひとりで土を掘る事ができなかったのですが、今日は「自分で絶対掘る!」と言って、ちょっぴり怖かったのですが、自分ひとりでお芋を掘りあげる事ができ、とても満足した表情でおみやげのお芋を大切に抱えて持って帰っていました。

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 こあらぐみさんも保護者の方と一緒に「これはAちゃんのお芋よ!」と言って小さな手で一生懸命掘っていました。時々遊びに出てくるカエルさんやバッタさんとも話しながらお芋掘りを楽しんでいました。

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 帰り際、おいもを作ってくださった遠藤さんを見つけた子どもたちは「あっ、遠藤さんだ、遠藤さんありがとう」と口々にお礼を言っていました。

 お芋掘りを存分に楽しんで給食を食べた後、ぱんだ組のYちゃんから「絵を描きたいな。」との声。二階のテラスには画板を持って続々と子ども達が集まってきました。「Mちゃんと一緒にお芋掘りよんよ」「土の中に大きなお芋が見えたんよね」などと言いながらみんなお芋掘りの事を思い出して話をしながら楽しそうに絵を描いていました。

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 まわりにお友達がいると、何をしても楽しみが倍増するのですね。見ていると微笑ましく幸せな気分になります。

 明日は、年長さんが稲刈りと芋掘りに出かけます。こあら組さんは青コースさんのお芋掘りとなっています。

 また楽しいエピソードがお知らせできると思います。楽しみにしていてくださいね。

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コメント (おいしい空気いっぱいのお芋掘り ぱんだぐみ   吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2009年10月14日 水曜日

 運動会が終わり、今まで以上にクラス意識が高まり、同じ色の帽子のかたまりで遊ぶ姿が多く見られるようになりました。きりん組でも何人もの子ども達が挑戦している事があります。それは鉄棒の『逆上がり』です。きっかけはHちゃんの「私、お姉ちゃんに逆上がり教えてもらいよんよ。」という言葉でした。そんなHちゃんは何度も何度も鉄棒で逆上がりを練習していました。そこで、少し補助をしてあげるとなんと、くるりと逆上がりが出来てしまいました。それをみた周りの子ども達からは自然と拍手がわきあがりました。そして「私もやってみたい。Hちゃん教えて!」とみんなの練習が始まりました。「おへそと鉄棒くっつけるんよ。手をしっかり曲げて!」と友達同士で教えあう姿が見られています。まだまだ補助がないと出来ないですが少しずつ上手になっている子ども達を見るとやりたい、出来るようになりたいと思う気持ちの大切さを実感しました。つりかんが1つしか出来なかった年少児Mちゃんは毎日練習し、今日初めて最後まで行くことが出来ました。出来たことを担任と抱き合って喜んでいた姿を見ると、好きなこと、頑張っている事を見逃さず、一緒に喜んだり、励ましたり、楽しんだりしていきたいと思いました。

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 また、子ども達は運動会で踊った曲が園庭に流れるとそれぞれの遊びのコーナーから飛び出してきて一緒に踊り始めます。『おれたちブラチャー』『ぼくのおひさまパワー』『野球拳』『地球にエコしょ』とどの踊りも、いろいろ学年が混ざり合って踊ってました。『おれたちブラッチャー』がかかると「一緒に踊ろう!教えてあげる。』と自信たっぷりの年少児が年長児を誘う姿も見られました。このような生活の中で子ども達は刺激を受けながら成長し合っていくのです。私たちはそのような姿を大切に見守ったり環境を心をこめて作ったり時には適切な援助や指導が出来るようともに成長していきたいと思います。

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コメント (「新しい挑戦!」   きりん組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2009年10月13日 火曜日

三連休も終わり、園庭には新しいコーナーで賑わっていました。絵の具のコーナーにはブラッシングがその隣りにはローラーのコーナーができました。教師が準備していると興味津々の子ども達が次々に集まって来て「私もしたい」と言って楽しんでいました。女の子達は自分で落ち葉を集めて来て置く場所を考えながらデザインしていきました。年長児のTくんは絵を描いた後に、青色でブラッシングをして空にしました。運動会の絵を描いたSちゃんは、トラックを茶色でブラッシングをして砂を表現したりとその技法の特徴を生かした作品ができていました。ローラーのコーナーは私自身初めてで、葉っぱや形に切った紙をつけて転がしていくと模様ができていく様子にワーっと思わず歓声をあげてしまいました。その声を聞いたのかたくさんの子ども達が集まってきました。落ち葉を拾って来る子、好きな形にちぎってローラーをする子など入れ替わり立ち替わり子ども達が楽しんでいました。絵の具で描いた絵にブラッシング、ローラーも組み合わせて教師がびっくりするほど素敵な作品がたくさんできていました。また、木工のコーナーも、待ってましたとばかりに子ども達が集まっていました。一方運動会の余韻もまだまだ続いています。リレーでは、異年齢の友達と手をつないで長い列になって順番を待つ姿がみられ、年少児、年中児、年長児が楽しんでいました。どの子も自分が好きな遊びを見つけて体を使って、頭を使って思い思いに楽しんでいました。

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片付けが終わった後、年中5クラスはチューリップの球根を植えに行きました。土を植木鉢に入れるので、駐車場へ行くことをクラスの代表の子が副園長に報告に行くと、植え方や注意することを話してもらいました。そして、みんなの所へ戻るとりす組のMちゃんは堂々と教えてもらったことを全員の前で説明することができて驚きました。土は鉢の上まで入れること、球根はとんがっている方が上であること、球根がもう一つ埋まるくらい土をかぶせることなどを話すことができました。その時に副園長にも補足で、なぜとんがっている方が上かを教えてもらいました。チューリップはお日様どこかなーと上に伸びていくこと、チューリップのおしりから根っこが伸びて土の栄養をもらうことや、みんなも足が土について裸足になると土からパワーをもらうことなどを子ども達は興味深く聞いていました。副園長の「芽がぐんぐん出て葉っぱができて春になるとチューリップの花が咲く」という説明に合わせて、Mちゃんは両手のひらを合わせて芽の形を作り、下からぐんぐん伸びていく様子を横で見事に表現していき、ここでもまた驚かされました。そしていよいよ土を入れる時、球根を入れる時など友達の鉢を見て「まっすぐ植えんと斜めに芽が出るんやない?」と直したり、「土もっとかぶせんといけんよね?」などと言い合ったりしている姿がありました。植え終わると鉢をとても大事そうに花壇に並べ、思い思いの入れ物で水をあげていました。楽しい戸外活動のあとは、園庭でお弁当を食べました。帰りのバスでひよこ組のYちゃんは「今日のピックニック楽しかったね」と話していました。戸外で食べたお弁当はとても楽しかったようです。

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コメント (「太陽のパワーと土のパワー」 ぺんぎん組 立川留美 はコメントを受け付けていません)