幼稚園の日記(ブログ)

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2009年2月8日 日曜日

今日は子ども達と教師達が心待ちにしていた生活発表会でした。

教師達は、今まで練習してきたことを緊張しないで思う存分発揮して楽しく歌ったり踊ったり持てる力を出し切って欲しいとドキドキしながら開演を迎えました。そして、今日の発表会は私達の期待以上に子ども達がのびのびと楽しんで考えながら進めていった発表会になりました。

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その中で沢山のエピソードや感動がありました。  まず、今日までに子ども達は練習することが楽しくなっていて、もっと頑張ろうと意欲をもって取り組み、そのことが自信につながっていました。  それは各プログラムが始まる前に必ず古森先生が舞台で待っている子ども達に「もうすぐ幕があくよいい?」と声をかけて下さっていた時のことです。子ども達は「よっしゃ!!」という表情をみせながら、うなづき返すその姿に古森先生は「きっと良い発表会になる。」と思ったそうです。なんとステキな子ども達でしょう。この1年間しっかり育ってきてくれた事が嬉しい1日でした。

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今年は年長児達は衣装を手作りしてひとつとして同じ物がない、自分だけの衣装で出演しました。年少・年中児の衣装は古森先生がひと工夫してどの子も可愛らしく装いました。大道具、小道具、背景画作りにも取り組んで、今日の舞台は子ども達のための子ども達の舞台。舞台上のハプニングは子ども達の手で処理していくこと、よほどのことが無い限り教師は手を出さないことになっていました。

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年少児の踊りの時のことです。移動することが分からなかったHちゃんにR君はさりげなく誘導してあげていました。そして段に上がらないHちゃんにそっと手を差し伸べて上がれるようにしてあげている姿がありました。 その姿に教師達は涙が止まりませんでした。 年長児の劇では持ち物を忘れている友達に気づいて持っていってあげたり、出番に遅れてしまう友達を気長く待ったりする姿がみられました。 年少の時には手足もあまり動いていなかった年中のS君は衣装の紐がほどけるくらい大きく手足を動かして踊りました。生活発表会を通して友達と協力し合ったり考えたりする機会をたくさん得た子ども達は自分達でするという意欲と自信、やり遂げた達成感とともに頑張ることの大切さをしったことと思います。

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年中児達は「はじめのことば」を皆で言いました。歌を歌う時に口を大きく開けてはっきりとした言葉で歌うこと「はじめのことば」はみんなではっきりと元気に言うこと、という課題もしっかりこなすことが出来ました。

「ピーマンマンとかぜひきキン」のオペレッタは皆で歌いながらのびのびと踊ってました。かぜひきキンも野菜たちも皆が主役のオペレッタでした。「漁火太鼓」はバチさばきがうまくできてバチを見つめる姿が本当に勇ましかったです。 星空カーニバルでは肩から胸にかけて結んだスカーフがとでもゴージャスな雰囲気の衣装になって皆嬉しそうに踊っていました。 お祭り忍者はお気に入りの手裏剣ポーズがきまって衣装も華やかな楽しい踊りになりました。

皆で一生懸命に練習してきた歌や踊り、オペレッタが更に素晴らしくなったのは見てくださった保護者の皆様の熱い応援と照明や舞台装置に協力して頂いた市民会館の方々のおかげだと感謝しています。

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