幼稚園の日記(ブログ)

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2008年11月19日 水曜日

 バスから降りると「今日は避難訓練があるんよね。」「まだ始まらんの?」と少し緊張していた子ども達。部屋に入ると「この前は地震やったよね。」「地震は机の下に隠れるんよね…火事はどうやって逃げるん?」などと質問してきました。

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 10:25消防署からタンク車が到着。子ども達に興味と緊張感が走ります。古森先生の放送がかかると『逃げるときは煙を吸わないようにハンカチや服で口をふさぐ・騒がない』そして泣かないで逃げよう等、たくさんの約束をきいて避難訓練は始まりました。みんな話をせずに園庭にとても上手に避難することができました。消防署のおじさんからほめられてちょっぴり得意な子ども達からの「どうして消防車は大きいの?」「なぜ、ピーポーピーポー鳴るんですか?」と言う質問に「消防車には水がたくさん入っているから大きいんだよ・サイレンが鳴るのは救急車と同じで赤信号でも止まらずに走るし、緊急だということをみんなに知らせるためです。」と答えて下さいました。最後に年長児の「どうして消防士さんになったのですか?」と言う質問に、「人を助けたかったからです!」と言う答えがかえってくると、その言葉を聞いた子ども達は「すごいね。人を助けるんやって」と感動していました。その後の消火訓練では水の入った消火器を持って9人の教師達が順番に大きな声で「火事だ!火事だぁ!!」と叫びながら消火していきました。教師の消火訓練の後、何人かの子ども達も体験することになりました。消防士さんと一緒に重たい消火器を持って「かじだかじだ!!」と叫びながら消火活動開始、ところがホースを持っていても水の圧でホースがとられ、水が遠くまでとんでいってしまうハプニングもありましたが、みんな真剣な顔で訓練を終えることができました。その後タンク車の見学では、消防士さんの服を着せてもらったり、たくさんのホースの種類の数に「なんでいっぱいホースがあるん?」「このボタンは何?」など子ども達は大興奮でした。最後に消防士さんが赤いランプを回してくれていたのをみて、ひまわり組では昼食後に避難訓練ごっこがはじまっていました。Aちゃんは降園前に「ママにお料理する時、火気をつけてね。って言っとく!」とはりきっていました。みんなで気をつけていきたいものですね。

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コメント (「避難訓練」          ひまわり組  中村 理香 はコメントを受け付けていません)

2008年11月18日 火曜日

 今日は風が吹いて寒い一日となりました。園庭の桜の木や団地の木々もいつの間にか鮮やかに紅葉し、朝日を浴びてまぶしい程でした。子ども達は、リレーやサッカーをしたり長縄をしたりして、身体を動かして、体が温まる遊びをする姿が見られました。という訳で、包丁ままごとのコーナーには風除けシートもつけました。

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子ども達は、中があたたかくなった事で楽しんでお料理を作っていました。園庭には落ち葉が舞い、それに気付いたくま組のSちゃん、Mちゃんは、「先生見てー!」と真っ赤に染まった落ち葉を拾って見せてくれました。そこに集まった男の子達も興味をもち、Aちゃんは「めちゃくちゃきれい!!」と言って感激していました。誰かが集めたのか砂場の奥に行ってみると、黄色やオレンジ、赤色や茶色等、一枚一枚形や色も全く違う落ち葉がたくさん見つかりました。その中で、園庭の木にはない形の葉っぱをMちゃんが見つけました。「どこの木の葉っぱ」と、言って上を見上げて探していると「あっ!あれじゃない!」と、Rちゃんが団地の公園の木を指差しました。「ほんとやー!!幼稚園までとんできたんやねぇ!」と、風が運んできたことに気付いていました。たくさんの落ち葉を拾ったところで、テラスまで持って行ってどんな落ち葉があったのか色分けして並べてみました。その様子を見ていたぺんぎん組のKちゃんは、「きれいやねー。」と言いながら興味を持って近づいてきました。くま組のYちゃんは「この葉っぱを使って絵をつくりたい。」と言って、しまうまの絵を描いて茶色と黄色の落ち葉を使って貼り絵を始めました。それを見たKちゃんは、「じゃあ黄色の葉っぱはきりんで、赤はカニさん、緑はカエル!」と言って、それぞれの絵を描いて貼っていきました。他のくま組の子ども達も一緒に貼り絵をしたり足りない色の落ち葉拾いに行ったりする姿が見られました。落ち葉を使って、また明日も続きをすると張り切って帰った子ども達の、周りの自然に気付き遊びに取り入れる姿は、さすがみつばっこだなと感じました。これからどんどんと寒くなる中で、子ども達と今しかできない遊びをたくさん楽しみたいと思います。

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そして今日の合歓の木訪問はぞう組とらいおん組が行きました。ぞう組はももたろうの劇を、らいおん組はあかずきんちゃんの紙芝居をしました、おじいちゃんもおばあちゃんも「いつもありがとう」と涙を流して喜んでくださいました。

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コメント (「小さい秋見つけた!」         くま組 村田 麻美 はコメントを受け付けていません)

2008年11月16日 日曜日

 昨日から心配していた雨も朝にはあがり作品展・バザーを予定通り行うことができました。今日を楽しみにしていた子ども達は朝早くから保護者の方とお目当ての店に買い物にやって来ました。今日は自分のお財布を持って自分で買い物をしようと呼びかけていたこともあり子ども達は自分のお財布を嬉しそうに持ってじっくりと商品を選んでいました。子どもの店では、バルーンとお楽しみ袋が大人気でした。お楽しみ袋は50円で何点か入っていたので買った後、「すごい中身がよかったー!」と言って来てくれる子もいました。教師達の手作りおもちゃのコーナーでは、年中組のY君は何度かおもちゃで遊んだ後、「いかがですか?」と声をかけると「うーん・・・自分で作ってみるけんいいや!」と答えました。制作の得意なY君はさわっているうちにその仕組がしっかり分かったようでした。お母さんは「三葉っこに育っているでしょっ!」と嬉しそうにおっしゃっていました。バルーンでは、「来ていない孫にお土産に。」と注文されるおばあちゃんに作っていた教師はとても嬉しくなりました。どの子も自分でしっかりと注文し、自分達のお財布から本物のお金を出して買い物をすることを楽しんでいました。喫茶では、綿菓子が大行列の人気商品でした。子ども達は機械の中から白い糸が出てきてフワフワの綿のようになるのを不思議そうに見ていましたが、お財布からお金を出して自分で買って、そのフワフワの綿菓子を鼻の頭やホッペをまっ白にしながらほおばる姿がみられました。今日は先生達が売り手でお客さんは子ども達。先生達も先日の子ども達に負けないほど大声で呼び込みをしていましたが、そのなかでお店を選んで考えてお金を使う姿がありました。

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 作品展では、保護者の手をひいて行って友達の作品を一つ一つ紹介する姿がありました。ほとんどの方が自分の子どもの作品だけでなく他の学年の作品も見て「すごいですね!」などと声をかけてくださっていました。来てくださっていた卒園生の保護者の方も「すごくレベルがあがっていますね!」と感心しながら一つ一つの作品をじっくりと見てくださっていました。

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 2時になってバザーの片付けの時のことです。残っていた年長児のk君は古森先生が机を運んでいるとさっと来て一緒に運んでくれたそうです。今回の作品展は作品作り、準備、片付けまで子ども達と一緒にしたことで子ども達にとって本当の自分達の作品展とバザーになりました。教師もまた子ども達と一緒に進めたこのイベントは子ども達の好奇心とやる気、そして力をもろに見せつけられた気がした嬉しい催しになりました。保護者の皆さん、役員さん、ご協力ありがとうございました。

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コメント (「まちにまった作品展!!」                  うさぎ組 木原由佳 はコメントを受け付けていません)

2008年11月14日 金曜日

 昨日、年長児が一生懸命に準備した園庭に約束通り、テントを出していきました。そして、早コースの子ども達が登園しだすと、テントの中や周りを上手く使って、花いちもんめをしたり鬼ごっこをしたりする姿が見られました。ちょうど遅コースの子ども達も揃った頃、古森先生がマイクで子ども達に呼びかけました。「三葉幼稚園のお友だち、おはようございます!たくさんテントがでているよねー。少し寂しいから、みんなで一枚ずつ紙に一番かわいい顔を描いて下さい!!」という声に子ども達は、園庭のあちらこちらにあるお絵かきのコーナーに集まって、パステルで思い思いの顔を描き込んでいきました。出来上がると、すぐにテントのロープに飾っていくと「わあー!」と嬉しそうに眺めている姿が見られました。

 また、テラスでは作品展のアーチ作りを進めていきました。、縄を、「ジャックと豆の木」の豆のつるに見立ててアーチに巻きつけ、そこに大男や人がつるを登っている場面やそら豆や葉っぱをつけて仕上げていきました。お話で最初に出てくる「牛」も登場しています。

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 昼食前は、クラスごとで作品を飾ってある部屋を見てまわりました。年少・年中児からは、年長組の作品を見て「わあ!このトンボかっこいい!」「あ、つりかんがある!かわいいねえ!」など具体的にどこがすごいのかという言葉が、たくさん聞かれました。年長児からは、年少組のグルグルと描いた絵を見て「グルグル描いてるけど、これは題名が怪獣だから、怪獣を描いたんやね。私もこんなんやったんかなー!?」と友だちと顔を見合わせながら、ゆっくり見ている姿がありました。また、きりん組のお部屋には習字と砥部焼きの絵皿、らいおん組のお部屋には年長5クラスの協同作品が展示してあります。

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 そして、今日の昼食は天気の良い戸外で食べました。全クラスの子ども達がクラス関係なく三々五々集まってきて座りました。そこで会話しながら会食をする姿に、三葉の子ども達はみんな仲間になっていると強く感じる温かい風景でした。明後日はテントの下でたくさんの子どもたちの笑顔が待っています。   お待ちしています。

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  <展示見学順路を紹介します>

 3階ホール   (満3歳児・3歳児・4歳児・5歳児)作品一人一点展示

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 2階りす組   (満3歳児・3歳児)一人一点展示

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   ぱんだ組  (4歳児)        ”

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   ぺんぎん組 (5歳児)        ”

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 2階きりん組  (習字・砥部焼き絵皿)

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   らいおん組(5歳児協同作品)

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                                       お楽しみに!!

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コメント (またまたみんなで準備だ!!    らいおん組 丸山美和 はコメントを受け付けていません)

2008年11月13日 木曜日

 作品展に向けてほとんどの作品が完成し展示も見通しがたってきました。

明日からはいよいよ戸外にテントを張ります。そのための準備を子ども達と一緒にしようという計画をたてました。  まずは稲木に干していた稲を片付けるため、残っていたお米を全部脱穀しました。  年長さんに声をかけると何人か集まってきて割り箸で穂をはさんですべらせ上手に落としていきました。  稲がすっかりなくなった稲木は子ども達が寄ってきてぶら下がったり、抱きついたり、登ったりして遊び始めました。  その手触りは温かくて何でも遊びの道具にしてしまう三葉っ子たちは楽しそうな笑顔にあふれていました。そしてS君はぶら下がった時の鉄棒との感触の違いを「なんだかきもちがいい」と楽しそうにいいました。

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一方、泥だんごのコーナーは今日も大賑わいで、ひよこ組から年長組まで異年齢児が同じ場所でおだんご作りを楽しんでいました。  夏の間は風の通るままごとや水に触れる砂場に集まっていた子ども達が寒くなるとぽかぽかと日が差し込む泥場がたまり場になっていることに気づきました。  肌で寒暖を感じ、心地よい自然を感じる場所に集まってくる子ども達の感覚に驚かされます。 

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片付けの時間になると「イカのおすし」や「もったいないソング」の曲がかかり今日は全園児で踊ってみました。  踊り終わると古森先生から「明日からテントを出してお母さん達のバザーや先生達のお店を作ります。みんなのお部屋もお客さんが入れるようにきれいにしよう。何を片付けて何を置いておくのか自分達で考えて準備をしましょう」と呼びかけてもらいました。  年長児は園庭を整理することになりました。話を理解した年長児たちの動きは見事でした。昨年のバザーや運動会の準備を覚えていたのです。  5クラスがさっと分かれて、つりかん、砂場、ドームなどの遊具から台まであっという間に片付き網まで張っていきました。

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重たい遊具も大勢の子ども達が力を合わせて持ち上げ移動しながら「これ動かさんといかんやろ!」と言っては次々と動いていく姿に自分達で準備をしようという意欲を感じました。  くじら組のK君はほうきを手に取ると事務所前からプールまでずっと掃き続けてテラスの前をきれいにしてくれました。  誰一人手をぬいたり他のことをする子は見られず、全員が自分の思いをもって「仕事やらなくちゃ!」という一生懸命な姿に年長の担任はとても感動を受けました。

今日、年長児達の大人顔負けの気づきと動きを見た時、5歳児の育ちの大きさを実感しこれからもさらに生きる力を付けていく保育を続けていきたいと思いました。

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コメント (「みんなで準備しよう」   ひつじ組  日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2008年11月12日 水曜日

最近、子ども達が戸外で、サッカーをして遊んでいる姿がよく見られています。今日も早コースで登園して来た子どもは、赤と黄色のビィブスを着て試合を楽しんでいました。年中児が楽しんだ後は、年長児がしていましたが年長児に混じってひよこぐみのM君も黄色のビィブスを着てボールを追いかけていました、すると、ひよこ組のT君とY君が「僕もしたい」と言って、ブカブカの赤と黄色のビィブスを着てやってきました。そんななかで、Y君は、ボールが来るとすぐ手でとってしまっていました。そこで年長児に「手は使わんよ。足でこうやってキックするんよ」と教えてもらっている姿がみられました。

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そして遊びもひと段落した頃、まちづくりライブでくじらとらいおん組の子ども達が踊った「もったいないソング・エコリンピック」が園庭に流れました。すると踊りが大好きな子ども達が集まってきて、くじら組とらいおん組さんを先生にしてみんなで踊り始めました。踊りが大好きなひよこ組の子ども達も、曲が流れ出すと、自然にテラス前に集まって来ました。今日は、ぞう組さんやいろいろなクラスの子ども達も大勢集まってきて踊り始たので、他の遊びをしている子にも「お片づけしないでそのままでいいから一緒に踊ろう。お部屋にいる子たちにも靴を履いて外に出よう。」と声をかけると、たくさんの子ども達が集まってきました。これらの曲は、よく戸外でかかっていることもあって、ニコニコ笑顔でどの子もとても楽しんで踊っていました。子ども達は、本当に踊りが大好きなので、これからもいろいろな曲をかけて踊っていこうと思います。

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コメント (『おどりだいすき』                ひよこぐみ 水木良美 はコメントを受け付けていません)

2008年11月11日 火曜日

今日も冬が来たかのような寒さのなかで、子供たちは、元気いっぱい走り回っていました。

砂場では、ひつじ組さんとぺんぎん組さんで協力して大きくそして長い川を造っていました。パイプを上手くつないで、お皿やコップの入っていたキャリーを使って高さを調節してみたり、きちんと川に流れるのかを試すために発泡スチロールを流してみたりと、それぞれが役割を決めて造る姿が見られました。

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わらのコーナーでも、とても可愛いものができていました。教師が少し作っていたわらの家に、ぺんぎん組のAちゃんが興味を示し教師が作っていたのを真似て、はさみで同じ長さになるようにわらを切ると、ほかの所につかないようにボンドを丁寧に塗って続きをはっていきました。すると、みるみるうちに隙間のあいていた壁も屋根もきれいに敷きつめられていました。小さなわらの家は、中の様子が見えるように入り口が開いていました。中を覗いてみると、まるで【3匹のこぶた】に出てきそうなわらの家で子供たちも、先生も「わぁ!!」と楽しそうに見ていました。

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そして、昨日に引き続きテラスの前では、らいおん組とくじら組の子供たちが先生になって【エコリンピック】【もったいないソング】【イカのおすし】を踊っていました。前で踊っていたくじら組のS君は、右から出すときは左から出して向かい合って踊っている友達と方向を合わせて大きく踊ってくれました。反対から動きをしてくれていることで、年中・年少さんも踊りやすく真似して踊ることができました。踊っているとあちらこちらから遊んでいた他の子供たちも集まってきて歌を口ずさみながら楽しそうに踊り始めていました。

これから外はもっともっと肌寒くなりますが、三葉幼稚園の子供たちは思い切り体を動かし元気いっぱい園庭で遊ぶことでしょう。

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コメント (寒さに負けず遊ぼー♪        さくら組 井上 沙紀 はコメントを受け付けていません)