幼稚園の日記(ブログ)

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2008年5月26日 月曜日

 青空が広がる中、目をキラキラ輝かせて遊びを楽しんでいる、三葉っ子は、今日も元気いっぱいです。藤棚の下の砂場では、心地良い風が吹き、その心地良いそよ風を感じながら、大きな山を作ったり、穴を掘ったり、そして、温泉作りを楽しんだりと色々な遊びが見られました。また、先週の続きをする年長児の姿が見られ「今日は、絶対に成功させような。」と意欲をむき出しに挑戦する姿が見られました。まるで、目的を確認し合っているかのように山を作る子、パイプを慎重にL字にして埋め込む子、そして、その上に砂を盛り固める子、それぞれが自然な形の中で役割を持って動いていました。いよいよ、イメージする形が完成し、「せーの」の掛け声でみんなが見守る中、水を流し始めました。「出てこい、出てこい」「うまくいきますよーに」ドキドキ、ワクワクした表情で待っていた子ども達は、水道のように水が流れ始めると「ヤッター大成功」と大歓声をあげました。砂場は、今日も大きな学びの場であったと感動すると共に共有することの素晴らしさ、共感し合う喜び、共同的な遊びの大切さを実感することが出来、とても嬉しくなりました。この発見、驚き、感動をこれからも子ども達と一緒に溜め込んでいきたいと思います。

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 一方、事務所前の花壇では、大事件が起きました。ダンゴ虫とりに夢中になっていた子ども達は、次第に花壇に入り、そこに咲いている草花を踏み潰してまるで荒地のようになってしまいました。可憐に咲いていた花は折れ、これから咲く百合の花は根元から切り離され、ちゅうりっぷの球根は踏み固められていました。ダンゴ虫を集めることを楽しみに登園して来る子ども達にそれを許しながら、命について語り合ったのか、子ども達の楽しみのために犠牲になったダンゴ虫は、その命を犠牲にして子ども達に何を教えてくれているのか、私達は話してきたのだろうか、そして、犠牲になった草花の命を無駄にしてはいけない、私達人間は様々な自然の犠牲のお陰で命を頂いていることを決して忘れてはいけないし、感謝しながら生きることを伝えていかなければならないと教師達で話し合ったのでした。今日は、子ども達から、またひとつ問題提起してくれ教師も毎日が学習です。 

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