幼稚園の日記(ブログ)

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2008年3月26日 水曜日

昨日、小学校を卒業したばかりの卒園生たちが笑顔いっぱい胸をはって次々と幼稚園に集まってきました。9時30分集合でしたが待ちきれなくて、8時30分に来た一番乗りのY君とk君は、園庭に入るなり嬉しそうに遊具にぶらさがっていました。三葉幼稚園を卒園した6年生は126名。そのうち今日のおめでとう会に来てくれたのは83名。過去のおめでとう会の中で最高の人数でした。懐かしい顔ぶれを見ると「久しぶり」「えっ!○○ちゃん?」など再会を喜びあいました。ホールに上がって年長さんの時のクラス毎に並んでみると広かったホールも狭く感じるほど体が大きくなっていました。古森先生からお祝いの言葉をもらった中に「小学校を卒業したみんなはもう子どもじゃないよと言われたかと思うとまだ子どもなのにと言われるなど、どちらなのかついつい反抗してしまいたくなるかもしれません。大人になる準備をする時期なんだよね。」などと大切な話を沢山して下さいました。そんな話を靜かに聞いている6年生を見てなんて素晴らしい子どもたちなんだろうと感心しました。その後、自己紹介を一人ひとりしていくうちに、「あっそうそう○○君。」「○○ちゃん幼稚園の時と変わってない」などと教師達はとても嬉しくなりました。幼稚園や小学校の思い出は「先生に叱られたこと」「運動会の踊りの時にバチが折れてしまったこと」や「修学旅行が楽しかった」など話してくれました。

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ゲームでは10名が一組になって幼稚園の時に歌った懐かしい曲のイントロクイズや、ものまねクイズなど次々と答えを出していきます。次第にチームが一つになり身をのりだして楽しむ姿は幼稚園の時のまんま素直で6年間別々の学校で過ごしてきたとは思えないほど自然な雰囲気になっていました。

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その後、古森先生考案の豆乳と黒砂糖を使ったおいしいむしパン2個とお菓子をほおばりながら話し合っていくうちにあっという間に時間が過ぎていきました。朝一番に写した写真はみんなが会を楽しんでいる間に裏方の教師達がラミコートして一人一人手作りの袋に入れてプレゼントしてくれました。予定の時間より20分程遅れて終了したのに、名残りを惜しむ子どもたちは新しくなった園舎内を見てまわったり、園庭で幼稚園の頃した遊びを楽しんだり、中にはドラムを横にして上に乗ると足で上手にまわしながら歩くH君の姿も見られました。

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「そういえば昔はこんな遊びをよくやってたね。幼稚園でやった遊びは忘れることないんだね」とここでも幼稚園で暮らした3年間の重さを実感したのでした。別れを惜しむかのように帰っていく6年生を見て、この卒業おめでとう会はぜひこれからも続けていきたい、いかなければと話し合いました。

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ふと園庭の桜の木を見上げると、焼き芋をして枝が焼けてしまったとみんなで悲しんでいた桜の枝の部分に何輪か花が咲いているではありませんか。なんと焼き芋の炎でや焼けたと思われた桜の枝は、その熱で早く成長しいち早く花をつけたようでした。嬉しい嬉しい出来事でした。そして、早い春は年中児達が植えたちゅうりっぷにも見られ、赤い花のつぼみが今にも咲きそうになっていました。早く咲きそうなちゅうりっぷには入園式までまだまだ眠っていてほしいので北側の通路へ引っ越すことになりました。もう春なんですね。今日は夕方春雷も聞こえてきました。

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コメント (「6年生卒業おめでとう」      松本 美佐子 はコメントを受け付けていません)