幼稚園の日記(ブログ)

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2008年2月20日 水曜日

登園してきたKちゃんが「先生、見て見て。」と握りしめていた手をそうっとあけて見せてくれました。その手の中に入っていたものを見て「お金作ってきたんやね。」と言うと、「違うよ。今日はお金じゃなくてチケット作ってきたんよ。」と答えました。そういえば昨日は丸いお金でしたが、今日は長方形に切ったものでした。たくさん作ってきたチケットを嬉しそうに見せてくれたのでした。早速、所持品の始末を済ませると、「今日はね、うさぎぐみさんにケーキを買いに行くんよ。」と言って、うさぎぐみに買い物に行きました。Kちゃんは小さなケーキを1つ買うと、両手のひらを広げた上にそっーと乗せて落とさないようにそろりそろりと帰って来ました。そして「お母さんにプレゼントするんよ。」と言いながら大事そうにかばんにしまいました。
ちゅうりっぷぐみでは、たこやきもアイスクリームも売り切れてしまったので次はお弁当屋さんにすることになりました。画用紙の切れ端をたくさん切って色とりどりのお弁当をたくさん作りました。そして店頭に座ったRちゃんが「先生、アイスクリームが溶けるよ。」と言うのでのぞいてみるとカップの中に水が入っていました。「アイスクリームが時間が経ったから溶けたんやね。」と言うのです。アイスクリームが溶けると水になる。こんな知識もいつの間にか身につけていました。他のクラスでもまだまだ子ども達の発想は広がりそうですが、それぞれのクラスでは店替えが始まっています。

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今日は今まで子ども達が描いた絵をとじる表紙作りをしました。「ぼくのえ」「わたしのえ」という題名と名前を鉛筆で下書きしてあげると、その上をゆっくりゆっくりなぞったり、「自分で名前書けるんよ。」と言って、書いてあげた字を見ながらその上に同じように書いたりする姿が見られました。自分達が思い思いに描いた絵はどの絵を見てもびっくりするぐらい上手になっていました。1時間近くかかって仕上げた絵は虹を見ているところや色紙で折った飛行機を貼ったものやピアニカを吹いているところ、スケートをしているところなど、切ったり貼ったりして世界に1つしかない大切な絵の表紙が完成しました。描いた絵を並べて乾かしていると、子ども達も他の子が描いた絵を指差しながら口々に楽しそうに何やら話し合う姿が見られました。
残り少ない年少生活を1日1日大切にしていきたいと思います。

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コメント (「ぼくのえ」「わたしのえ」  ちゅうりっぷぐみ・小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2008年2月19日 火曜日

今日もテラスでは「いらっしゃいませー。」「いちごアイスおいしいですよ。」と呼び込みの元気な声があっちこっちで聞こえていました。私も買い物に行くと「先生、あんまり食べすぎると太ってしまうよ。」と心配されてしまいました。
そうしていると、ぺんぎん組の男の子達が「おにごっこしよー。」と誘いに来ました。行ってみるとそこにはまだ4人しかいません。「これだけ?」と声をかけるとTくんが「これだけじゃ楽しくないよね。もっと友達呼んでくる。」と言ってメンバー集めを始めました。発表会を通して今まで以上に仲良くなっているぺんぎん組とりす組の子達が自分のクラスの友達だけじゃなく、いろいろなクラスの子に声をかけに行く姿が見られました。そして集まってきたのはりす組、ぺんぎん組、ひつじ組の15名の子ども達でした。
「さあ、なんのおにごっこをしようか。」と問いかけると『ふえおに』『たかおに』『いろおに』『てつなぎおに』とたくさんの案が出てきました。そして話し合って『てつなぎおに』をすることになりました。年中になった当初は、教師がおにになってみんなを追いかけたり、教師がみんなに追いかけられたりしていたおにごっこも少しずつルールが増えてきました。今日もてつなぎおにをしているなかで、おにがなかなかつかまえられないとHくんが「ここからここまでで逃げよう。」と範囲を決めました。それでも線から出て逃げてしまう友達がいると中断して話し合い「この線から出たらおにになるんよ。」と再度確認し合っていました。それからも年少さんが入ってくると『てつなぎおに』を中断し、ルールの簡単な『ふえおに』にしようと変えたり、年長さんのやっていた『ドロボウとケイサツ』をみよう見真似でやってみたりしていました。自分達で自然とおにごっこが楽しくなるようルールを変えていったおにごっこは、最後には『かくれんぼこおりおにごっこ』と大人には考えつかないようなおにごっこになっていました。私達大人の型にはめて遊ぶのではなく、子ども達のおもしろい発想の足を引っぱらないように、これからも子ども達と一緒に楽しい遊びを見つけていきたいと思います。

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今日のこあら保育は初めてのお弁当でした。いつもより少し重たいかばんを「これは自分で持つ。」と言って手放さずしっかり持って登園してきました。中には登園してすぐに「お弁当!!」と言って用意を始める子も見られました。待ちに待ったお弁当の時間になると、教師の「手を洗いに行くよ。」の声に「はーい!」と元気な返事をして用意をいそいそとしていました。お弁当を開けるとかわいく飾り付けてあってお母さんの愛情が伝わってきました。「いただきまーす。」と自分のおはしを上手に使ってニコニコで食べている姿にまた一つ幼稚園の楽しみが増えたように思います。

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コメント (「みつばおにごっこ」  りす組・中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2008年2月18日 月曜日

今日も先週から続いている各クラスのお店屋さんごっこは楽しく進められていました。ぞう組はこのお店屋さんごっこが始まった頃、ポップコーンとアイスクリームを作って売っていました。初めは他のクラスの年長組さんとひよこ組さんが沢山買ってくれていたのにある日突然売れなくなりました。その理由はきりん組とらいおん組のお店が繁盛し始めたからです。お客さんがぞう組まで足を運ぶことがなくなり、ぞう組のお店はひっそりと静まり返ってしまいました。そこでみんなで「どうしてだろう?」「どうすればお客さんが来てくれるのだろう?」と話し合いました。「お客さんを呼びにいこうよ。」とか、「店を違うものにしようよ。」といろいろな意見が出て、レストランに変更することにしました。ところがレストランを開業したものの女の子達はエプロンやバンダナ作りにばかり気合が入り、商品を作る所までいきません。男の子達も少々呆れ顔でした。ところが気が付くとお客さんが列をなして並んでいるではありませんか。「大変、早くしなくちゃ。」とIちゃんの一言で急いでメニューを作り、注文を聞いて早速料理を作り始めました。そこからはぞう組の協力体制はバッチリでいろいろな物が作られていきました。注文をとってからあっという間に作る姿を見て、なんておもしろいチームワークなんだろうと感心しました。例えば焼肉定食ではごはんを作ると人、焼肉・野菜を作る人、デザートを作る人、運ぶ人・・・とそれぞれに役割ができて作っていくのです。その時の声の掛け合いが絶妙でした。

そして今日、講演会に来る保護者をお客さんに巻き込もうと先週末に全員が招待状を書きました。そのおかげでお母さん方がお金を作ってお店に来てくださったのです。そのお客さんに群がるように注文をとる姿が見られました。他のクラスや他の学年も食育講演会の前に参加して下さる保護者の方に大喜びの子ども達は自主的に呼び込みをしたり、商品作りを頼んだりしていました。

よく見てみると、くま組のラーメン屋さんでは麺をゆで、打ち上げる格好を一生懸命している男児がいたり、くじら組ではうっかりお金を払わずに商品を持ち帰った年中児にお金の請求に行ったりと、そこそこて社会生活に密着した行動をする姿が見られました。「明日はこうしよう!」「〇〇を作っておこう。」と自分達で考え工夫しています。お店屋さんごっこはまだまだ続きそうです。

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さて、今日のもう一つのイベントは東京から『あなたと健康』でお馴染みの東城先生をお迎えして食育講演会がありました。一般の方々も来園され、多くの方々に食事の大切さ、心と体のつながりについて約1時間半にわたって講話していただきました。その後、昼食をとりながら質疑応答があり、自然療法などについて東城先生にそれぞれが指導を受けられました。又、3時から5時までは私達教師が幼児教育の大切さを教わりました。『生きる力』を幼児期につけることで一生幸せに生活することができるという内容の部分では、その大事な時期を預かっている私達が今、しているこの食育はきっと三葉でしかできない保育だと確信しました。古森先生を中心として食育を通して生きる力を育てる場をこれからも続けていきたいと強く思いました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。

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2008年2月15日 金曜日

今まで年長さんが訪問していたケアフル竹原へ「こんどは年中さんお願いね。」とバトンを渡されて、1番にうさぎ組が行くことになりました。
子ども達に話をしたものの、頭の中には「?」がいっぱいでした。先週から子ども達と内容を考え、練習を火曜日に古森先生に見てもらいました。ところが踊りをした後は寝転んでみたり、おしゃべりしたり。「これではおじいちゃん、おばあちゃんにみんなの元気をあげれないからバツだね。」と言われてしまったのでした。
そこで、どうしたら元気をあげれるのかみんなで考えながら練習して、今日を迎えました。行くバスの中では出かけることが嬉しくて嬉しくて「あっ!総合公園!」などと会話が盛り上がり緊張感もありません。これで大丈夫かな?と、とても心配でした。
ケアフル竹原に着いて、おじいちゃん、おばあちゃんを目の前にすると案の定、なかなか「おはようございます。」が言えず、みんな小さくなってしまう始末でした。
そこで古森先生がおじいちゃん、おばあちゃんに「今の年長さんのようにまだまだ幼い子ども達を育てて下さい。」と話して下さいました。するとおじいちゃん、おばあちゃんの方から「かわいいね。」と親しみを持って語りかけて下さり、子ども達は平常心に戻ることができました。
元気良くみんなで挨拶をした後、おじいちゃん、おばあちゃんと手遊びをしたり「握手でシュルル」の踊りをしたりしていくうちにお互いがどんどん楽しくなり、いつの間にか跳んだりはねたり、ニコニコ笑顔で無邪気ないつものうさぎ組さんになっていました。おじいちゃんの顔をさわったEちゃんは「ざらざらしてた。」と感じていました。子ぎつねの歌を歌った時のこと、手できつねを作って一緒に歌ったのですが、指を曲げることができないおじいちゃんにEくんとRくんは「こうするんよ。」と優しく手をとって教えてあげる姿が見られました。
それからプリプリサンバ、ちびっこ剣士を踊り、風船バレーをしましたが、やっている間もおじいちゃん、おばあちゃんたちはとても楽しそうで笑顔いっぱい。部屋中が温かい雰囲気になっていました。

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プレゼントに金メダルを渡して、帰りにはおばあちゃんから「沢山の元気をもらったよ。ありがとう。」と嬉しい言葉をいただきました。
帰りのバスの中では「やったよ!」という満足感で「楽しかった!」とみんなの顔は一際輝いていました。今日、訪問して子ども達はよい経験をさせて頂いたなと、とても嬉しく思いました。

そして園へ戻ったうさぎ組の子ども達は今度はちょっぴりあわてました。それは園内中にお店が出来ていることでした。少しずつ広がっていったお店屋さんがとうとう全クラスに広がっていたのです。各お店のエピソードは沢山ありすぎて今日の職員会はその話題で一時間半も盛り上がってしまいました。
その一部を紹介してみます。ぱんだ組の回転寿司のお寿司屋さんの向かいにぺんぎん組の御寿司屋さんが出来、ライバル店となりました。そこでお客さんをとられないようにねじり鉢巻にエプロンをつけて呼び込みながらこっそりぺんぎん組を偵察に行っていたぱんだ組のHくんの姿が見られました。ところがぱんだ組の回転寿司のたねは中国製なのです。「今、検査しています。」と何やら覗き込んでは調査したお寿司を出してきます。毒が入った中国輸入のお寿司代は25,000円。おまけはありません。最近の社会情勢をよく知っていて、それを遊びの中にしっかり取り込んでいるのは驚きでした。「こちらにどうぞお座り下さい。先にお金をお支払い下さい。」なんと前払い制でした。

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くま組ではラーメン屋さん、くじら組では昨日のバレンタインチョコやさん。ちゅうりっぷ組ではたこ焼き屋さん。すみれ組の虫屋さんはせみを持って隣のひまわり組へ行商に出かけて売り始めました。年長さんたちの影響を受けてどんどん広がっているお店屋さん。これはほんの一部です。
保護者の皆様、18日の講演の前にはお待ちしています。三葉商店街に来ておもしろさを味わって下さい。

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コメント (「初めてのケアフル竹原訪問」  うさぎ組・松本美佐子 はコメントを受け付けていません)

2008年2月14日 木曜日

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昨日から気温が下がり、とても寒い朝を迎えた今日、正門の近くにおいてある水色のたらい一面に氷が張っているのをみつけました。早くに登園してきた青コースの子ども達や、ちょうどフェンス越しに歩いて登園してくる子に「氷が張ってるよ」と声をかけると、あっという間にかばんを置いてたらいの周りに集まってきました。「本当や」「指が入らんね」大きなたらい一面が凍っていることに驚いた様子。「どうして上だけ固いんやろ」「草もあるのに凍っとるね」自然物を目の前にその不思議にも気付いたようでした。

その頃、会議室では年長さんの幼稚園での最後の集合写真の撮影が始まりました。卒園記念写真です。いい雰囲気の中、撮影は進み、次に園庭でバスを背景にグループ写真を写しました。ブルーのジャケットにグレーの短パン。青空によく映える子ども達の制服姿は凛々しく、とても頼もしく見えました。
しかし、卒園が近づいているんだなと思うと寂しくもあり、今は複雑な気持ちです。

今日はバレンタインデー。幼稚園で飼育しているうさぎさんも春には家族が増えることを願ってお見合い中です。振り返ってみると滑り台の下にもかわいい二人組を見つけました。砂場で大きな山を作っている年長さんを尻目に小さな山を作っているひよこ組さんです。気持ちの良い青空の下、たくさんのいい笑顔が溢れた1日となりました。

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先日、年長さんから始まって、お店屋さんが年中、年少さんにも広がっていろんなお店ができました。かわいい年少さんも「お買い物に来てね!」としきりに呼びかける声が響いています。保護者の皆さんも2月18日(月)の講演会(10:30)の前に早めに来て、ぜひ子ども達のお店でお買い物をして下さい。三葉幼稚園商店街では皆様のお越しを心よりお待ちしております。その時はお家から必ず手作りのお金を持って来て下さい。(幼稚園でも作れます。)但し、おつりの保障はありません。

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コメント (「青空の下で・・・」  りす組・末浪由紀 はコメントを受け付けていません)

2008年2月13日 水曜日

「椿さん」の頃は暦の上で旧正月でもあり、一年のうちで一番寒い時期だと言われていますが、まさに今日は気温が低く、冷たい朝となりました。しかし、寒さなどなんのその。園庭では冷たい風も気持ち良いかのように子ども達の歓声が響き渡っていました。こんな寒い日でも子ども達と元気一杯走り回っていると少しも寒さを感じないから不思議です。

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「先生、なわとびできるようになったからみとって!」とSちゃんとKちゃん。「前まわりができるよ。ほら見て!」とS君とM君、R君・・・それを見て何人も「私もやる、ボクも!」と集まってきました。
また泥場では今日初めて固いおだんごができた!と満面の笑みで見せてくれたM君。いろいろな場面で子ども達の成長ぶりと意欲が見られます。

そんな中、ふとKちゃんが「ねえ、先生、コーヒー屋さんに行こうよ。」と言いにきました。そういえば昨日、らいおん組さんから「コーヒー屋さんに来てください。おいしいコーヒーがありますよ。」という手紙をもらっていたのです。さっそくお金を作ってでかける事にしました。
「100」とかいたお金を握りしめて、らいおん組のドーナツ屋さんの前に並んだKちゃんが「私は焼きそばが欲しいんだけど、このお金では買えないかもしれない。」とつぶやきました。「どうして?」と聞くと「だってね、ほら、このお金は〇が少ないんよ。」と言うのです。見ると値段表には“やきそば20000えん”と書かれてありました。「すごい、こんなところに気付くなんてすごいね。」とKちゃんの気付きに驚きながらも恐る恐る注文してみました。中からかわいい耳のカチューシャをつけたSちゃん店員さんが顔を出して「やきそばできますよ!」と答えてくれました。
次に、らいおん組のお店の中を覗いてみると発表会で作った三匹のこぶたの家が並んでいました。その中でせっせと注文の料理を作っていました。ちょっと気になる20000円の焼きそばはエプロンをつけたT君が茶色のトイレットペーパーの芯を細長く手早く切って、それをお皿に盛り付けると「できあがり。」出してくれました。(もしかするとフォアグラ入りなのかもしれませんね、〔笑〕) 

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また、隣のきりん組のマクドナルド屋さんではポテトとマクドナルドのセットが大人気で行列ができていました。誰も言わないのに年長さんから年少さんまでみんな一列に並んで、じっと自分の順番を待っていたのには驚きでした。

こうして異年齢児がかかわる中で子ども達はそれぞれ自分達で考え、たくさんの事を発見し、感じ、心の中の引き出しに貯めこんでいくんだなと感じました。心の中の引き出しにたくさんの経験が詰まっている子程、たくさん知恵を貯えて生きていくための力が身についていくのですね。

子ども達を見ながら私も子ども達においていかれない様、今から少しでも引き出しに貯金をしていきたいものだとつくづく感じました。明日はまた、どんな発見をしてくれるのかなととても楽しみです。

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コメント (「マルがたくさん!?少ない!?」  ひまわりぐみ・吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2008年2月12日 火曜日

発表会が終わって、戸外で遊ぶ子どもが増えてきたひつじ組ですが、今日は「ビックボスに誰が一番早く上れるか競争しようや!」というT君の呼びかけで、みんな一斉に上り始めました。その中にはつい最近まで運動的なことが苦手だったA君も混じっていました。顔を真っ赤にしながら腕の力をいっぱい使って上り切ることができたA君は「次はドームにしよう!」と走っていってロープをつかんで上りました。次にロープを使わずに手と足の力だけで上るなど、自分で更に目標を立てて挑戦する姿が見られました。

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また、今日はこあら保育もありましたが、ひつじ組では弟や妹がこあら組に多く来ていて一緒に遊ぶ姿も見られました。
こあら組の子がおもちゃを取ると思わず「いかん!」と言ってしまったK君は、すぐこあら組さんだと気付くと「いいよ、いいよ。どれ使う?これも使う?」とあれもこれもとたくさん持って来て渡していました。普段は取り合いになるとなかなか意思をまげようとしないK君ですが、あとで聞いてみると「僕もこあらさんやったんよ。その時もお兄ちゃん達がね『いいよ。』って言ってくれたのを思い出したんよ。あの時、お兄ちゃん達が優しくしてくれたけん。」と話してくれました。
自分がお兄ちゃんに優しくされたことを思い出して、小さな友達には優しくしようとする姿に、異年齢の幼児とかかわる中で得た経験が心に蓄えられて自然に出てくるようになっているK君の姿を見て成長したんだなーと嬉しく思いました。K君はその後もその子が気になってこあらさんが降園するまで遠くから様子を見守っていました。
お帰りの時に、こあら組さんを迎えに行って、バスまで送っていくのは今日で2回目。年中児達は少し照れながらも世話をするのが嬉しいようで、こあらさんが来るのを楽しみにしています。

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コメント (「いいよ。」  ひつじ組・中村理香 はコメントを受け付けていません)