幼稚園の日記(ブログ)

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2007年12月6日 木曜日

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「今日が最後の焼きいもだよー。」と声をかけると、子ども達は「えーおしまいなの?」と残念そうに言いながらも「いっぱい食べれる?」と楽しみにしていました。教師達も張り切って火を起こしたのですが、初めに入れた木も大きなものを入れすぎてなかなか燃えず時間が経ってもお芋が焼けていないというエピソードがありました。古森先生の援助で何とか子ども達においしい焼きいもを食べさせてあげる事ができたのですが、火を起こす難しさも改めて勉強した私達教師でした。
子ども達は「あつい!あつあつだねー。」と言ってフーフーしながらおいしそうに食べていました。「もっと!もっとおかわり!」とおかわりの手がどんどんでてきました。園庭でこんな風にみんなで食べると本当にどうしてこんなにおいしいのでしょうか。格別の味でした。

【干し柿作り】
先日「ひがしやま」作りを経験した子ども達。今日は出来上がった「ひがしやま」をみんなで食べてみました。硬いけれど「噛めば噛む程甘くなるね。」と言いながら子ども達は「おいしい!おいしい!」と言って一生懸命噛んでいました。軟らかいものばかり口にするこの頃、時にはこんな硬い物を食べてみるのも良いかもしれませんね。
さて、今日は干し柿作り。
朝、登園してきた子ども達は渋柿の皮をむいている古森先生や先生達の周りに興味を持って集まってきていました。
「ひがしやま」もお陽さまの光を長い間浴びることで甘味がでてきました。この渋柿も今は渋くて食べられないけれど皮をむいてお陽さまのパワーを浴びることで渋みが甘味に変わります。
そして、それを「おいしくなあれ」と言って手でもむと軟らかくなってもっと甘味が増してくる事などを古森先生に年長、年中、年少とそれぞれの学年にわかりやすくお話して頂きました。
そして、みんなもお陽さまと仲良くなってお陽さまパワーをたくさんもらうと風邪もひかずに元気になるよ!いい事がいっぱいあるよ。というお話を目をキラキラさせて一生懸命聞いていました。

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また、先生達の皮むき大会では、皮むきの得意な先生にも得意でない(?)先生にも子ども達は公平に声援を贈ってくれていました。


むいた柿は熱湯のおふろに入り、バイキンをやっつけると1個ずつ縄の間にへたを入れ、吊るしていきました。
この干し柿は年長さんのテラスに干して、しばらくお陽さまパワーを浴びます。お正月明けた頃にはおいしい干し柿がたべられるでしょうか。とても楽しみです。時々「おいしくなあれ」と柿をもみに行く子ども達の姿もきっと見られる事でしょう。

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