幼稚園の日記(ブログ)

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2007年12月17日 月曜日

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 65.jpg  215.jpg  干し柿、甘くなあれ!

今日は年長5クラスが時間差をつけて生石農園にたまねぎ植えに行きました。子どもたちは1000本も植えるということを知って、意欲的に植え方の説明を聞いていました。その古森先生の説明が大変おもしろかったので紹介したいと思います。
「同じ人間でも肌が黒い人、黄色い人、白い人や、目の色が青い人、黒い人、茶色い人がいるようにねぎにも色々な種類があるんよ!」という話しから始まりました。「白くて太いねぎは白ねぎ」「緑色の細いねぎは青ねぎ」「土の中に球根みたいなのができるのが玉ねぎ」と1つずつみんなで確認しあうと、また古森先生から「じゃあ、玉ねぎは何の仲間だと思う?」という質問に「芋の仲間!」という声が返ってきました。同じ畑で同じ時期にじゃがいもを収穫しました。いわば家族でしょうか。そこで芋の仲間は何があるか?という方向に話題が向きました。「さつま芋」「じゃが芋」「里芋」「山芋」そして「干し芋!?」そうでした。幼稚園でさつま芋をふかして干し芋を作りました。子どもたちは経験したことを頭の中のタンスにしまっておいて必要な時に関連するものを引き出して使うことができるのです。
そして全く今日のにうめんに入っていたネギと同じに見える玉ねぎの苗を植えていきます。自分のグーにした手を玉ねぎに見立てて、2個分の間隔で溝に寝かせて土のお布団を掛けていきました。寒い冬を乗り切って1000個の玉ねぎができますように。
古森先生が「このできた玉ねぎ、みんなも食べたいよね・・・。もしかしたら同窓会で食べられるかもしれないけどね!もしかしたらだよ(笑)」と子どもたちに語りかけられていました。今年の年長児はたぶんもうその気です。だって古森先生は子どもたちとの約束を破られたことはありませんから。
今年の11月に農園にいちじくの木4本と柿の木1本を植えました。これらの木を眺めながら柿や桃、いちじくの木のように何十年も生きていく木もあれば、スイカやメロン、きゅうりのように一度実を付けると枯れてしまうものもあるということを話して下さいました。
「もし、みんなが90才くらいになって、いちじくが食べたくなったらここに来てね。でも、その時はちゃんと三葉幼稚園に電話してから食べてね」と古森先生が90才のおばあちゃんになって演じてくれたそうです。

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一方、今日はぞうぐみがサンタさんになってケアフル竹原を訪問しました。ケアフルに行くのは今日で最後ということで「この子たちはもうすぐ小学生になるので今日で終わりです。」ということを伝えると、帰り際、「がんばれよ」「いい小学生になれよ!」などとおじいちゃん達が温かい言葉を掛けて下さって、思い出に残る訪問になりました。
明日は他の4クラスが合歓の木訪問です。サンタクロースになって元気をプレゼントできるようにみんなで頑張ります。

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2007年12月16日 日曜日

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せみがいなくなった。
あんなにいっぱい鳴いていたのに。
もう、秋だから社宅の庭の木を見て回ったけどやっぱりいない。
あげはちょうが飛んでいた。
捕ってみよう。
止まったところを後からそーといって
「エイ!やったー捕ったぞ。初めてのゲットだ。」
虫かごの中に入れようとしたらママのやり方が悪く、ひらひらと逃げていってしまった。
「ああ。」
悔しくて涙がでた。

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2007年12月15日 土曜日

今日は待ちに待った年長児の参観日でした。子ども達は数日前から「年長はクッキーを作るんやろ?」とこの日を楽しみにしていました。また、5クラスでのミニ運動会もあり、内容の濃い参観日になりました。
子ども達が揃うとクッキー作りを行う前にクッキーの材料の小麦粉のお話から始まりました。各担任が知恵をしぼり「子ども達にこんなことを伝えたい」「こんな風にすればわかりやすいかな」と考えました。くま組では事務所横にあった小麦の穂を使って小麦について観察してみました。「粒がお米より大きい!!」「とげがあって痛いね。」「ねこじゃらしみたい。」と様々な発見をしていました。お米と見比べることで違いに気付くことができました。クッキー作りはお父さん、お母さんも一緒に作っていきました。どんな形にしようかなど、会話も弾ませながら楽しい雰囲気の中でクッキー作りは進みました。また、お父さん方にもオーブンの火の番をしてもらい、活躍してもらいました。焼き上がったクッキーはとてもおいしくみんな笑顔で嬉しそうでした。

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ミニ運動会には「就学を見通して自分で考えて行動する」というねらいがありました。昨日の段階では不安の残る部分も何ヶ所かありましたが、今日の子ども達の表情は違っていました。鼓笛隊の旗の子ども達は、昨日になって移動の仕方を変えることがあり、不安を残したままでした。それに加えて移動の時の線も引き忘れてしまったのです。遠くから見守る中、いつもなら振りを間違えるきりん組の男の子達が周りの様子を見てパッと合わせることができていました。一番心配していた移動も自分達で考えて堂々と行進しました。リレーでは今までいつも5位だったきりん組が2位になったりと感動のあるミニ運動会になりました。

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最後に古森先生からコーンスープのプレゼントがあり、みんなでおいしく頂き大満足でした。
2学期も残り1週間となりました。残り4ヶ月の幼稚園生活の中で年長児としての自覚を持ち、就学を見据えて園生活が送れるよう援助していきたいと思います。

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2007年12月14日 金曜日

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三葉幼稚園にサンタクロースがやって来て一夜が明けました。
今朝、バスに乗ってきた子どもたちは、サンタさんがくれたプレゼントを「お家のバックに入れてきたよ。」「テーブルの下に置いてきたよ。」と大切にしまってあるようでした。ケーキの方は「弟と半分こして食べた。」「お母さんにも一口あげたよ。」と家族で仲良く分け合って食べたことを教えてくれました。その中でうさぎ組のM君が「とんぼのケーキだったんよ。」と言うのです。私はなんでとんぼなのかと不思議に思い、聞くと、「緑のびろびろのが羽で赤いのが2つあってそれが目なんよ。」と言いました。もうお分かりですね。ケーキの上に飾ってあった柊のことだったのです。私たちはクリスマスには当たり前に見る柊の飾りですが、子どもたちは1つ1つが新鮮なもので、それを大人が真似できない言葉で表現します。私はとても温かい気持ちになりました。子どものつぶやきをこれからも聞き逃さないようにしようと心に誓った朝でした。

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園庭にでると、あひるの乗り物のそばで、子どもたちが熊手を使い、いちょうの葉を集めていました。見上げたそのいちょうの木は以前、見事に黄色く色付いてから、今では西側の葉が全て落ち、ここ最近、いちょうのじゅうたんができていました。子どもたちはそのいちょうの葉を一枚一枚拾い集め、花束にしたり、両手ですくって雨のように降らせたり、三輪車の後ろの座席にいちょうをいっぱい積んで走り、ついて走っている友だちが落として遊んでいました。その後を振り返ると園庭にいちょうの道ができていました。いちょうの葉があるだけでこんなに子どもたちは遊ぶことができるんだなと驚くばかりでした。

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さて、先日、預かり保育のお母さん先生から、キャリー6個分のみかんを頂きました。昨日から昼食後に一人一個、みかんを食べています。友だちと1つのテーブルを囲んで「みかん食べたらカゼひかんのよ」とおいしそうに口いっぱいほおばる子どもたちの姿はとても微笑ましいものでした。みかんの産地、愛媛県の子どもたちならではの味わいですよね。

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コメント (サンタさんまたね・・・  ぺんぎん組・佐々木恵 はコメントを受け付けていません)

2007年12月13日 木曜日

今日は待ちに待ったお楽しみ会でした。子どもたちは自分で作ったプレゼントの袋を飾っているのを眺めながらこの日が来るのをとても楽しみにしていました。
今日は昼食も手作りということで古森先生と私たち教師も6時に出勤して作りました。今日のメニューはこあらのお楽しみ会でも大人気だった黒豆ごはん、すまし汁、豚肉の唐揚げ、おはぎ、野菜、りんごと種類も豊富で色とりどりでした。

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お楽しみ会では、オープニングは教師たちのハンドベルと合奏でした。ハンドベルでは「きよしこの夜」「ウィーウィッシュアメリークリスマス」、合奏では「サンタが町にやってくる」をしました。子どもたちも教師の動きに合わせて体を揺らしながら楽しそうに聞き入っていました。

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その次の役員さんたちの出し物の前にフルートが得意な柴田先生が子どもたちもよく知ってる曲を演奏し始めたのですが、子どもたちのあまりにも真剣な目に圧倒されて音が分からなくなってしまうアクシデントもありました。古森先生の「せんせいもドキドキするんだよね。大丈夫!」背中をドンと叩かれた励ましと、子どもたちの「がんばれ!」という声に励まされて立ち直ってクリスマスソングとちゅうりっぷの曲を弾き終えることができました。

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役員さんたちの出し物は歌とおしりかじり虫の踊りでした。子どもたちの歌声と舞台の役員さん方の踊りがマッチしていてとてもよい雰囲気で心地よい一時でした。役員さん方も「嬉しかった」と喜んで下さっていました。終わってからもアンコールは鳴り止まず、この声に応えて役員さんたちも、もう一度出て下さり、子どもたちの「ありがとう」の言葉が響きました。

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先生たちの劇では子どもたちも劇の中に入り込んで一体化した状態で進みました。サンタさんと森の動物たちの劇でしたが、そこに出てきたきつねは三匹。ところがそのうちの一匹(丸山利夫先生のきつね)が子どもたちにはどうしてもたぬきに見えました。(先生たちは自分でお面を作ったのですが・・・)三匹のきつねさんにプレゼントを用意していた中田サンタさんはこのハプニングに大弱り。つじつまを合わせるのにしどろもどろの場面もありましたが何とか切り抜けて公演は成功のうちに終わりました。
そして、シャンシャンシャンシャンと鈴の音とチカチカ電気のなか、本物のサンタさんが・・・。

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突然の本物のサンタさんの登場に総立ちの子どもたち。その騒ぎを静めるのに苦労する一幕もありました。サンタさんとの質問のやりとりはピーター先生と田内先生の通訳で進みました。その中でみんなの袋の中にもプレゼントを入れてくれたという言葉にまたまた大興奮でした。お部屋に帰ると元気でにこにこ笑顔の三葉っ子たちにサンタさんはプレゼントを入れてくれていました。ちょっとよい子でいなかったと思っていた子にも・・・入っていました。

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待ちに待った会食は今日は役員さんも一緒で楽しくいただきました。「せんせい、ありがとう」の子どもたちの心からの言葉に何だか熱いものを感じた教師たちでした。

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コメント (まちにまったおたのしみかい!  ちゅうりっぷぐみ・小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2007年12月12日 水曜日

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くもり空となった今日の朝も園庭で遊ぶ子ども達の笑い声がたくさん聞こえてきました。寒くなり体を使って遊ぶのを楽しむ子が多くなった中、今日も長縄跳びでは何回跳べるか競争が始まりました。今日の最高はなんと110回。跳べた時は周りの子ども達から拍手が起こっていました。

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また、今、ちょっとした幼稚園の遊びスポットとなっているプールと部屋では、今日はマットと跳び箱の所に列ができていました。そして、うんどうのお部屋で教えてもらった跳び方で跳んだり、年長児がかっこよい跳び方を自分で考えて跳んだりしていました。「僕もやってみる。」と年少児が何度も挑戦する姿も見られました。ひよこ組のNちゃんがお兄ちゃん、お姉ちゃんを見よう見真似で跳ぼうとすると自然と「Nくん、頑張れ!もう少し。」とやさしく応援する姿も見られました。

今日の三葉幼稚園では小さなニュースがありました。今年の春、植えていたカブの種が10月頃、プール横の畑で芽を出していました。それを見つけた古森先生はそのカブを抜かないで大切に見守っていました。そのカブはそれより後で植えたさやえんどうやパセリの間ですくすくと育っていたのです。実は古森先生はそのカブを眺めながら「大きなカブ」の話を思い出していたのだそうです。そして今日、その話を知った年長児達はそのカブのそばにペープサートでおじいさんとおばあさんと犬と猫とねずみを作って挿しました。何と古森先生のイメージそのままの「大きなカブ」のお話の場面が畑に出現したのです。抜かずに置いていたカブですが、これからもどのくらい大きなカブになっていくのか楽しみにしていきたいと思います。

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また、幼稚園の庭ににあるいちょうの木は自然の不思議を見せてくれています。そのいちょうの木はよそより遅く色付き始めましたが、東側半分は緑、西側から色付いていきました。そして東側がすっかり色付いた今日、西側半分の葉っぱが全て散ってしまいました。朝陽を受ける東側の方が夕陽を受ける西側より長く生きているのです。朝陽を浴びることが生命を維持する要素になるのでは。早起きをして朝陽を浴びましょう。

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コメント (三葉幼稚園の大きなカブ  りす組・中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2007年12月11日 火曜日

今日はこあら組さんのお楽しみ会でした。
お母さんやお家の方に手を引かれたこあら組さん達は何だか嬉しそうにやってきました。
いつもは火曜日コースと水曜日コースは別々ですが、今日は全員一緒です。ホールに集まってシールを貼った後、手あそび、そしてプロジェクターを使った絵本の読み聞かせが始まりました。ところが就園前の好奇心旺盛なこあらさん達は画面よりもっと楽しい物を見つけました。暗くしたホール内で映し出される光の前に立つと、自分の影が大きくスクリーンに浮かびあがります。手を振ったり、体を揺すったり、まるで自分が大男になった気分です。ひとりが始めると次々みんなが飛び出してきてついに中断してしまうことになってしまいました。ちょっぴり先生に注意されてお母さんのひざに戻ったところでいよいよ年長のお兄さん、お姉さんのチビッコサンタさんの登場です。チビッコサンタさん達は「僕達はもうすぐ一年生!もうすぐ幼稚園に入ってくる、こあら組さんにカッコイイところを見せよう」と練習に余念がありませんでした。「ジャングルグールグル」の踊り、「おしりかじり虫」の踊り、そしてクリスマスソングは見事な英語でピーター先生も舌を巻く程、勿論大拍手でした。この時ばかりはいたずらこあら組さんも夢中になって見ていました。
そして、そのチビッコサンタさん達は手作りのプレゼントと幼稚園からのプレゼントを一人一人に優しく手渡しました。優しいお兄さん、お姉さん達のプレゼントにこあら組さん達は大喜びでした。

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いよいよ会食です。
今日の食事はこれから幼稚園に入る幼児達に、手造りのものを食べさせたいと古森先生が朝6時から出勤して心を込めて作って下さった豆乳シチュー、豚肉の唐揚げ、黒豆ごはん、いちごのおはぎ、サラダ、りんごと色も鮮やかでアレルギー対応、無添加の自然食品でした。からだも心もきれいで温かくなる食事を大切にしたい、三葉の子ども達には今が幸せにつながる自立の出発点にしてあげたいと思うのです。
三学期からこあら組さん達は一人登園です。お母さんと一緒は今日でおしまいです。「おかあさんと離れて不安になる子も泣いてくる子もちゃんと受け止めて、必要であれば一日でも抱っこだってしますからどうぞ安心して一人で来させて下さい。親が思っているより子ども達は試練を乗り越える力を持っています。信じて下さい。」という教師にお母さん方から拍手が起こりました。

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コメント (こあら保育 お楽しみ会  柴田佳奈 はコメントを受け付けていません)